2017年06月 のアーカイブ

6月29日 兼 出張報告 DAY3-1

2017年06月29日 (木)13:04

前回は
6月26日は小笠原諸島が日本へ返還された日
というお話でした。

今日は6月29日。じつはこの日も
小笠原諸島にとって大事な日です。

2011年6月29日、小笠原諸島が世界自然遺産に正式に
登録された日なんですよ。

自分たちがお邪魔している間、父島に
 小笠原
世界遺産センターがオープンしたんです!

ここでは、小笠原諸島が世界遺産に登録された経緯や
そもそもなぜ登録されたのか?ということを知ることができます。

「小笠原は世界自然遺産」というイメージは
なんとなくあったものの、詳しい理由は

 ざっくり
自分もこの程度しか知らなくて・・・

というか、そもそも意識したことなかったんですよね(すみません)。

よく、テレビとかでガラパゴス諸島は独自の進化を遂げた・・・とか
特有な生き物がいっぱいで・・・とかありますが

自分の住んでる国にも、こんなところがあったんですね。
海外に行かなくてもいいんですよ。

小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」とも言われているそうですよ。

小笠原諸島の島々は、一度も大陸、日本の本州や他の島と陸続きに
ならず独自の進化を遂げた生き物、そこでしか見ることができない
「固有種」が数多く生息しているそうです。

その固有種のひとつが
 このカニ様。
「オガサワラクロベンケイガニ」といいます。

名前にオガサワラが入っているとおり、現在のところ小笠原諸島にしか
生息が確認されていない種です。

ちなみにこのカニ様は
 スタッフが
出張3日目に採集してきたのです。
よく来てくれたなあ・・・。(勝手に捕まえたの自分たちだけど)

というわけで、ここからは

 出張報告も含め
お話していきます。

3日目は、父島内をレンタカーで回りながら
観光局の方に色々と案内をしてもらい
同時に

 生物採集も
行いました。(↑このあと典型的に足を滑らせ、以降ずっとク〇ックスで
秋田まで過ごす)

父島には一般国道なるものがありません。
車が走れる大きな道路は主に東京都管轄の「都道240号線」なるもののみです。
距離もそう長くはないので、都道240号線を走破することは
そう難しいものではないのですが
少し走ればこんなところあんなところで
目が奪われっぱなしです。

人が生活している地域から離れると
 よく
こういう場所を目にします。

ここから先は
 おいそれと
入ることのできない区域です。

徹底的に「守られている地域」です。入る場合は、専門員が一緒じゃないと
行くことができません。

中にはどんな世界が広がっているんでしょうね・・・。
いつか入ってみたいなあ・・・。

さて、この前日に
車で島内を回る場合
ある動物に気をつけろといわれました。

もちろん、ここ父島に生息する生き物に対しても
 注意必須ですが
(↑秋田では絶対に見ることのないオカヤドカリ注意)

「カーブ曲がったらいたりするから」と・・・

実はこの時ちょうど
「昨日カーブ曲がったらいるからなんて言ってましたね」とか
言ってたら

いたんです。
 しげみの
黒い影!
 何だか
わかります??ヤギです。

小笠原の人たちは「ノヤギ」と言っています。

ヤギはもともと小笠原諸島にはいませんでした。
過去に食糧として持ち込まれ、その後野生化し、数が増えたそうです。

ヤギは草を食べます。
数が増えたヤギは山に生えている植物を食べ、植生にも影響を
もたらしています。

「あそこにもいる」と上を見ると
 なんと

険しそうな山肌を
 群れで
上っていくノヤギの集団が・・・。

それまでそこにいなかった生物が突如入り込むことで、生態系が崩れると
いう話は小笠原に限った話ではありません。
むしろ現代では「よく耳にする話」の部類だと思います。

日本産の淡水魚が外来種によって減少したとか、
それまで人里に姿を現すことなく生きていた生き物が
降りてくるようになったとか

小笠原では、ノヤギの駆除活動が行われており
少しずつもとの生態系に戻りつつある地域もあるとのことです。

ノヤギがいる部分とそうではない部分を明確に分断し
(保護区の写真)
また、銃器による駆除も行われており
ノヤギの数は減少傾向、生態系も時間はかかるものの
戻る気配が見られている地域もあるそうです。


外来種外来種と言われますが
持ち込んだのは人であり、その生き物たちは
そこで生きようとしているのであって

駆除というのは、具体的には
命を奪ってあるものを守るわけで
(そうではない例もあります)

こういう問題に大正解はあるのでしょうか。

ノヤギを見つけたときに
「あっ!本当にいた!!」と
カメラを向けた自分でしたが

「ノヤギ見つけたときが、観光客も一番喜ぶんだよなあ」
と言われたときに、なかなか重いものがありました。
と同時に、どきっとした自分。

だって、ヤギなら秋田でも見れるでしょ。
動物園とか、牧場とか。
秋田にもいるでしょ。

なんでここでヤギみて沸き立つの。
それは今問題にされている生き物だから。
「小笠原にいるヤギ」だから。

でもそれは本来であればいない場所で
問題提起されている生き物だから
「見つけた!」ってなってる。

そういう問題に向き合っている人たちがいるのに
自分はなんて単純なんだろうと思いました。


仮にも、水族館スタッフなのに。。




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6月26日

2017年06月26日 (月)16:17

6月24日、
 無事
オープンしました~!!

今年の夏期特別企画展「小笠原~ウミガメがつないだ、東京と秋田~」
はじまりました。
当日は、小笠原村観光局公式キャラクター・・・じゃなかった、
営業部長の

 おがじろうも
来てくれましたよ!
豪太、新しい友達が出来ました。

おがじろうっていう名前なだけに
「男鹿の新しいゆるキャラかと思って・・・」という声多数。
違うんですよ~。。

今回の企画展では
 売店にも
小笠原コーナーができました!

 個人的おすすめ
島ラー油。
父島で、これで食べた冷奴が美味しくておいしくて・・・。

買っていこ!と思ったら
「売れ行きいいので、今社員はちょっと遠慮してください」って・・・。

そうなんです。小笠原に行くには貨客船「おがさわら丸」で
東京の竹芝から約24時間。小笠原の父島「二見港」につくわけですが

通常、おがさわら丸は二見港で3泊し、その後東京の竹芝に
24時間かけて向かうわけです。

ということは、
小笠原名物もその船じゃないと届かないわけで・・・

まあ、楽しみがちょっと後になったと思えばいいか。
小笠原の味をより多くの人が楽しめるようになった方がいいですからね。

とか大人の対応しててもやっぱりほしい島ラー油他。。


さて、今日は「オープンしました報告」だけではありません。


今日6月26日は、小笠原諸島が日本に返還された
「返還記念日」なんですよ。

返還ってどこから?と思われる方もいらっしゃるかも
しれませんが、小笠原は一時、アメリカの統治下にありました。

小笠原諸島が日本の領有になったのは1876年と伝えられています。
当時、島に暮らしていた人は欧米系の移民が多かったそうです。
日本の領有が決まると、それまでそこで暮らしていた欧米系の移民は
日本に帰化。それに加えて日本の本土や八丈島から人が移動し、
開拓が進められました。

自分が父島に行ったときに
沖縄みたいなとこかなと思っていたけど
全然違っていて
日本なんだかここどこなんだか不思議なとこだなーなんて
印象を受けたんですが

日本だけではない、欧米系の雰囲気も入っていたせいなんですね。

その後1939年に第二次世界大戦が開戦。
小笠原諸島も戦地となります。

硫黄島っていうと、映画にも取り上げられたので
聞いたことがあるという方も多いと思うのですが

硫黄島って、小笠原諸島なんですよ。
知ってました?!

という自分はもちろん知りませんでした。


出張時、
 きれーな
うみ~。

なんて見ていましたが

この海を囲む木々の中には

 戦争の跡が


 未だ多く残されています。
上の写真の中の画像なんですが、ここは当時情報発信の場だったとか。

林の中を歩いていると
 ぽっかり
開いた穴が出てきたりして、中は

 敵を狙うための・・・
ちなみに、向こう側は海です。

小笠原諸島には

 こうした
壕の跡が、いくつも残されています。

上の写真は父島にある戦跡なんですが

母島ではまた別の戦跡を見せてもらいました。


 鬱蒼とした林に

 突如
砲台が・・・

正直これ見たとき「うそでしょ」って思っちゃいましたよ。
映画のセットか何かが取り残されたのって。

そうではありません。
実際、太平洋戦争で使われたものなんです。

1944年には父島も空襲にあい
当時小笠原諸島で生活していた人たちに「強制疎開」の命令が下ります。

1945年には激戦地である硫黄島の日本軍が全滅。
その後終戦を迎え、結果小笠原諸島はアメリカの統治下に置かれます。

強制疎開で本土に渡っていた人たちがすぐにもといた生活の土地に
戻れたのかというと、そうではなかったようです。

すぐに戻れたのは欧米系の島民だけ。
全島民が戻れたのはなんとそれから23年後だったそうです。

それが、1968年の6月26日。
小笠原諸島が、日本に戻った日です。

「小笠原村」の村政がスタートしたのは1979年、昭和でいうと
54年。

・・・昭和54年?!

自分とそんなに変わらないじゃん(昭和50年代生まれ)!!

ということは、

小笠原諸島に戻ったその日を
知っている人がいるということです。

教室で歴史の教科書を読んで
テストに受かるために
日本の戦争を知るよりも

ここには、目の前で知り、
雰囲気を感じて
考えることができる歴史がありました。

秋田では1945年8月14日から15日にかけて
「土崎空襲」、アメリカ軍による第二次世界大戦末期の
大規模空襲がありました。

8月15日が終戦記念日ですから・・・
本当に、終わる直前の空襲だったんですね。


今では土崎はふつうの町で、どちらかというと
発展している町で
人もたくさんいて
そんなこと微塵も感じませんが
空襲の際、爆弾の破片で首が飛ばされてしまった
「首無し地蔵」が、戦争の跡を物語る史跡として残されて
いるそうです。

機会があれば、行ってみます。


自分の祖父も第二次世界大戦で飛行機乗りでした。
しかし戦争中の話はほとんど教えてくれず

自分はもっと聞きたいと思って
いろいろ聞いてみましたが
最後ぽつっといった言葉が
「自分だけ生き残って・・・恥ずかしい」でした。

そのときは確か、
もう時間も経っているんだし
もっと話してくれてもいいのにと思いましたが

おそらく、本当に
口にするにもできない出来事なんだなと
今回、戦跡を目の前にしたときに思いました。

当時の6月26日を知る方の話を聞くことができたら・・・
そう思います。



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激レア商品

2017年06月22日 (木)15:33

 いよいよ
明後日24日、オープンでございます。
夏期特別企画展「小笠原」オープンでございます。

今回の企画展開催期間は、展示エリアだけではなく
レストランや売店でも連動して期間限定メニューなどなど
登場予定です。

 こちら
GAOオリジナル「島寿司定食」。
小笠原には郷土料理「島寿司」というのがあって、白身魚を
漬けにして、お寿司にするんだそうです。
白身魚はけっこうなんでもいいけど、小笠原の方では
サワラをよく使うそうです。

でも、男鹿であんまりサワラ使った料理って聞いたことないな。
ていうか、そもそもサワラを魚屋さんとかで見たことがないな。

というわけで

 マダイで
作りました。あ、違和感を感じた方います?右端についてる黄色いの・・・。

島寿司はわさびではなく、からしで食べるのが島寿司流!なんですって。

アイスにも一工夫。
さわやかなシャーベットに
パッションフルーツのジャムをかけました♪

ここで自分が一押し!なのがですね・・・

「ぎょさん」って、みなさんご存知でした??
といいますのも自分はこの言葉すら知らなんだで。
初めて聞いた時それが何を示すのか全くわからなくて。
でも若いスタッフに聞いたら「持ってますよ」なんて
すぐ返事が返ってきて・・・

そんなに一般的なの??

 ぎょさん・・・・・
↑小笠原父島で撮影してきました。

小笠原島民であれば1人1足は当たりまえ。
というか小笠原の地を踏む者はこれを持っていなければならないくらいの
「ぎょさん」です。

「漁師さんの履くサンダル」でぎょさん、ってことかな。
この呼び方は小笠原発らしいですね。

とはいっても少なくとも男鹿の商店では見ないよ!
(あんなにずらっと)
ということで
 買ってきた。
ピンクが女性用でカーキが男性用(女性用男性用でわかれているという
なんというきめ細やかさなのでしょうね)。
上の写真でもわかるように、色のバリエーションが豊富です。
女性用にはラメ入りもあるとか。

「小笠原のギョサンをGAOでも売りたいんです!」と
小笠原村観光局の方にお願いしたところ

とんでもないレアぎょさんが届いたのです。

 こちら!
箱を見たとき、自分ともう1人の一緒に行ったスタッフ
(今回小笠原に行かせてもらったのは自分と豪太専属パティシエです。
何じゃそれという方もいらっしゃるかもですが
長く当ブログをご愛読してくださっている方にはわかると思います)
は「すげー!」と興奮しましたね。

だって

 今やもう
ほとんど手に入らないんですよ、このアシンメトリーなぎょさんは!

「小笠原DAY」とは、1年に1度だけ、小笠原ファンが集う大きな祭典で
2016年はおがさわらへ向かう貨客船「おがさわら丸」の発着場所である
竹芝で行われました。

その時だけ、その会場で販売されていたという
今やほとんど手に入らないぎょさんなんです!

自分たちを連れていってくれた観光局の人も履いてたこれー!
とか言いながら見ていたら

 青い方には
シリアルナンバー。

これを見ると、限定が「626」足ですね・・・。
この数字。ここ最近よく見るわ。

それもそのはずです。
626=6月26日。
これは、小笠原諸島が日本に返還された日、「返還記念日」なんです。

小笠原諸島は日本の領有、というのが1876年という歴史があります。
その後、小笠原諸島はずーっと日本の小笠原、だったわけではありません。

1941年に太平洋戦争がはじまり、アメリカ軍との戦いが繰り広げられる中
1945年から映画にも取り上げられた「硫黄島の戦い」が開戦され
小笠原諸島も戦地となりました。

恥ずかしい話ですが、
自分は「硫黄島」が「小笠原諸島」に含まれているってこと
知りませんでした・・・。

というか「小笠原ってそうか東京だったのか」なんて
考えたこともなかったかもしれない。

戦争の真っただ中、それまで小笠原に住んでいた人は
強制的に本土に疎開。しかしその後敗戦し
小笠原諸島はアメリカの統治下のまま進んでいきます。

もともと小笠原で生活していた人々が帰り、もとの生活に
戻るのはすぐには叶わず

しかしその後1968年の4月、日本とアメリカの間で小笠原復帰協定が締結され
6月26日は、小笠原が日本に返還された日なのです。

その!

 「626」
なわけですよ!

ということはこのアシンメトリーぎょさんは
世界に626個しかないわけで、

今回特別にいただいてしまいました!!

もちろん数はごくごくわずかですが
当館内売店にて6月24日より販売予定です。
このぎょさんに関して通信販売等は行いませんのでご了承ください。

あ、ちなみに今年の夏の企画展のスタートが早いのは
「6月26日に始めたいけど24日が土曜日だから」
です。

24日、25日は12時30分からと15時から
小笠原をよ~く知る方による
「おがさわらアカデミー」を開催します。

是非ご来館ください!



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おがじろう、おがにくる!!

2017年06月19日 (月)18:13

緊急告知!

6月24日・25日
ついに今年の企画展
「小笠原」展が始まりますが


小笠原村観光局公式キャラクターである
「おがじろう」がGAOに来てくれることになりました!!!

もちろん秋田初訪問ということで、

 分身豪太との
コラボも楽しみですね!

さて、24・25日は写真にあるとおり
観光局の方による特別アカデミーを開催してもらうことになりました。

時間は
①12:30
②15:00
の2回を予定しています。

記念すべき24日の1回目、12時30分の回ですが
特別に事前予約を受け付けます。
入館料は必要ですが、アカデミーへの参加費は無料です。

小学生以上のみ、事前受付可能とさせていただきます。
応募はメールにて→info@gao-aqua.jp
「24日小笠原展事前申し込み係」と件名に記入の上
①代表の方の氏名(当日来館される方の中からお願いします)
②24日に来館される人数とそれぞれの年齢
③当日、連絡がつく電話番号
をご記入の上、お送りください。
メールを送る際は、当館から発信するメールを
受け取れる設定をしていただきますようお願いします。

申込みは22日(木曜日)17時までとしますが、定員に達し次第締め切りとさせて
いただきます。

事前予約の上、当日アカデミーに参加した方には席をご用意。
参加してくださった方には記念品を贈らせていただきます。

アカデミーは企画展示室内にて行いますので、
収容人数があまり大きくありません。20人程度かな?

記念すべき第1回目、ぜひご参加ください!!

それにしても・・・

男鹿におがじろう、なんて

運命的だと思いません??




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巣作る魚

2017年06月18日 (日)12:27

日本の淡水魚を紹介するときに
たいてい「少し前までは見ることができて」とか
「今ではほとんど見かけることがなくなってしまった」という
フレーズを使うなあと・・・

今回もそんな淡水魚のお話なのです。

こちらの淡水魚
ニホンイトヨといいます。大きさは4~5センチ程度、きらきら光って
とてもきれいな淡水魚です。

こちらのニホンイトヨ、新潟市のマリンピア日本海からいただきました~。

その名の通り、北海道~九州の河の下流、緩やかな流れに生息する魚で
昔はよくその姿を見たものの、今ではもうすでに絶滅してしまった
地域もあるとか・・・

そんなニホンイトヨですが

なんと
 巣を
作る魚なのです。ちなみに↑こちらの写真は
目下巣作り中なのです。

 左に
水草がありますが、これが巣材になります。
巣を作るのはもっぱらオスで(このあたりはペンギンぽい)、口に巣材を
加えてせっせせっせと巣を作るのです。

「ニホンイトヨが巣を作ったんです」と担当者が言うので
え~どれどれやったじゃ~んと言いながら見にいったら

「これです」
 ・・・
まあ、本人・・・本魚たちがいいのなら、いいのだろう・・・。
(↑すごく失礼)

正直な話、
う~んこれが巣?なんて思ってたんです・・・。

が!

 めでたく
ペアリング!(ピンボケごめんなさい)

でもって

 産卵!
しかも目が立派にできているではありませんか!

この翌日、稚魚は無事孵化しました。
展開はやっ!

現在ニホンイトヨの繫殖は裏の水槽で起きています。
展示水槽で見ることができればとは思うのですが
とても警戒心が強く、裏のひっそりとしたところに
繁殖用の水槽を設置しています。

繫殖に関わっていないニホンイトヨは展示水槽で見ることができます。

ニホンイトヨがきらきらと泳ぐ姿はとてもきれいです。
孵化したニホンイトヨが展示水槽に早く加わってくれればいいですね!




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出張報告 DAY2-2

2017年06月15日 (木)10:35

気がつけば
ちょうど一か月前

 いたんだよね・・・。

間があいてしまいましたが、小笠原出張報告第3回です。
前回はこちら

さて、父島に到着しまして
お邪魔したのは

小笠原海洋センターです。

そうです。

2016年12月4日、男鹿の海で保護された

 アオウミガメの
出発地です。

詳しくはこちら

小笠原海洋センターではアオウミガメの保全活動を始め、展示、調査研究、
教育啓蒙活動など、幅広い分野を担っています。

そもそもなぜこのアオウミガメがここから放流されたのか?

アオウミガメは実は世界的にも個体数が減少しており、国際的に
保護されている生き物なんです。

よくテレビなどで紹介されていますが、アオウミガメの繫殖は
オスとメスが交尾した後、メスが砂浜に上がって砂を掘り、卵を
産みます。
孵化したアオウミガメは自力で砂から出て、海を目指すのですが
自然界で孵化したアオウミガメが成長できる確率というのは
ひじょ~~~に低いと言われています。

海に辿りつくまでに、砂浜で捕食者に捕まるか
海にたどり着いてもさらに捕食者に捕まってしまうか

そこで、小笠原海洋センターでは孵化した個体をある程度の大きさまで
育て、放流します。そうすることで、捕食される確率を減らすことができます。


この話を聞いて、ああそういえば
秋田県魚ハタハタも
資源を守るためにと
稚魚を孵化させて、育てて放流したりしていたんだよなあと
(ハタハタだけじゃないけど)
ふと思ったりしました。


 ちいさな
アオウミガメがわらわらですよ!

ここで面白いことを教えてもらいました。
まだ小さなアオウミガメは
 こうして
前のヒレを甲羅の上にきゅっとのせてぷかぷか浮いて休むと・・・

そういえば・・・なんでだ?!
GAOのアオウミガメは休む時いっつも沈んで
(大丈夫ですか?!なんて通報受けるくらいにじっとして)
寝ているのに・・・・・

どういうタイミングで
「あ、沈んで寝よ」って思うんでしょうね。


このアオウミガメたちも、そのうち海へ旅立つんだとか。

その旅立ちの場所を見せてもらいました。


右の方に、自分たちの乗ってきた「おがさわら丸」が見えます。
2015年7月、ここからあのアオウミガメは出発したんですね。
なんだか感慨深いものがありました。


ちなみに、ここでのお話は
6月24日からの企画展示室内に詳しく紹介しておりますので
ご来館いただければと思います。

もちろん
 主役は
元気ですよ。



この日の夜、
 小笠原の
おいしい料理をごちそうになりまして~

 あれっ
タバスコじゃないの?
オガスコって書いてあるけど・・・(よく見ると「ホットレモンソース」です)

これビールがすすみますね~なんて
お世話になりまして

 てくてく
歩いて帰っていたら
「あ、アオウミガメが来てるかもしれませんよ」

ということで、連れていってもらいました。

とーぜん暗いんですが
よく見ると
 こちら
これ、アオウミガメが這ったあとなんですって!

この時期、5月~8月はアオウミガメの産卵シーズン。
小笠原諸島は国内最大のアオウミガメの産卵地で、キャタピラのような
あとがいくつも砂浜に残されています。

実はこの先をたどると・・・


1頭の大きなアオウミガメが、ざっしゅざっしゅと
砂を掘っていたんです。


もしやここから産卵が見れちゃうのか?!と思っていたのですが

「砂を掘ってから産卵まで、早くて2時間以上かかる」

とのことでした。


その場所が気に入ればいいねと思いながら
その場を離れました。


まず思ったのが

「本当に砂浜に上がってくるんだ・・・」

だって居酒屋からほんのちょっと歩いたところなんですよ。

ちなみに

 ←昼間の様子。
日中、産卵を控えたアオウミガメが
ぽこっと顔を出して砂浜の様子をうかがっているときもあるとか。
「暗くなったらあそこから上陸しよ」とか狙ってるんでしょうか。

実際、砂をかき出しているアオウミガメの姿と
アオウミガメの息の音を聞けたことに
感動もしましたが

人が生活しているところと
アオウミガメが命をつなごうとしている場所が
隣接していることがとても不思議でした。

ここで暮らしている人にとっては、特になんということはなくて
この時期になるとアオウミガメが繁殖の時期を迎える、という
ことなんですね。




ちなみに、じ~っと観察していたら
お酒にいくぶんか酔っぱらってる知らないおじさんが(いつの間にか)仲間に
加わっており
かなり千鳥足で大丈夫なのかと心配していたら

「大丈夫。そのへんで寝てても、凍死したりとかしないから。」
だそうです。

南国あるあるかな?

あ、自分はしっかり帰りましたからね。。



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一度はまったら目を離せない

2017年06月10日 (土)15:04

動物の模様が〇〇に見えるとか
よくありますが
GAOの生き物を見ていてあまりそういうことに
気付けない自分です。

そんなことを言っていたら

「あるんです。
 こまちに。
にこにこマーク、あるんですよ。」

 「え、どこ?」


 「ここです。
目と鼻と口で、笑ってこっち見てるんですよ~」

「・・・どこ?!」

 「ここですっ!」
なるほどっ・・・?!
言われてみれば

 顔に
みえる・・・かも・・・。。

ちなみに、

一度見つけるとず~~~っと目が合いますので、
はまります。

探してみてください。
一定時間見つめてると、「かわいい~」から
なんとなく怖くなってきます。




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君の名は、考えてください。

2017年06月02日 (金)18:47

 あたし、
ごまふあざらし。なまえはまだないわ。
しがつとおかにうまれたの。

 ちょっとまえまで
おかあさんがそだててくれてたけど、もうそれもおわり。
みるくをもらっていたけど、しばらくなにもたべないでいたの。
でも、おかあさんがくれたみるくで、いっぱいおおきくなったから
ぜんぜんへいきだったわ。
ごまふあざらしってそういうものなのね。
ちょっとやせたけどね。

でも、
もうそろそろおなかがすいてきちゃった。

 あの
へんないきものが、てにあたしたちのたべられるものをもってるのよ。
おかあさんが、あのいきものにはちゅういしなさいっていってたけど
おなかがすいちゃって・・・。

でもあいつら、なんかひっしにおねがいしてくるし
 しかたないから


 たべてあげることに
したの。

 あいつら
めちゃくちゃよろこんでるわ。

 だからって、
かんぜんにきをゆるしたわけじゃないんだからね。



 あたし
ごまふあざらし。しがつじゅうくにちにうまれたの。
なまえ、まだないの。

おかあさんからみるくをもらえなかったんだけどね、このいきものが
かわりにみるくをくれたから、おおきくなれたみたい。
さいきんはみるくじゃなくて、さかなをたべてるの。

 ねえねえ、
あたし、どんななまえ??



というわけで(突然ですが)

今年生まれた2頭のゴマフアザラシの名前を、明日3日から
募集します!

受け付けは館内ひれあし’s館の水中観覧にある特設スペース↑か、
ハガキやお手紙等、郵便でも受け付けます。

今回は
 ①みずきの子
4月10日生まれ 性別メス 母親みずき 父親ゴクウ

 ②こまちの子
4月19日生まれ 性別メス 母親こまち 父親ゴクウ

の、2頭の名前をお考えください。

郵送の場合は
①みずきの子供の名前と理由
②こまちの子供の名前と理由
③考えた方の住所、氏名、年齢、性別、電話番号(連絡がつくもの)
を忘れずにご記入ください。

命名式は7月中旬を予定しており、命名者の方にはご参加を
お願いします。(応募多数の場合は抽選とさせていただきます)

締め切りは6月30日、郵送の場合は必着です。
メールでは受け付けませんのでご了承ください。



ちなみにこの2頭ですが

 ほぼ接触が


 ありません。
↑なんかもう対角線上に回ってるし・・・。

2頭ならんで「きゃ~かわいい~♡」な写真は
一枚も撮れていません。
お願いだからたまには接近してくれませんか。



すてきな名前、お待ちしています。




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