2017年12月10日 (日)10:42 のアーカイブ

小笠原の生き物 通常展示はじめました

2017年12月10日 (日)10:42

ついにこの日が

やってきました。


 あ、
イセエビでしょ。
思いますよね。





 でかいんです。
展示初日、「でかっ!」という声を何度聞いたことか・・・。

実はこちら、イセエビではなく「アカイセエビ」といいます。

小笠原諸島、伊豆諸島の海に生息している、大型のイセエビの一種です。
実はこのイセエビが他のイセエビとは異なる、一つの種であると判明し
アカイセエビという種であるとされたのは2005年、ごく最近のことなんです。

もちろん以前からこのアカイセエビは小笠原で漁獲されていましたが
カノコイセエビというイセエビの亜種とされてきました。
亜種というのは、ざっくり解説すると
おんなじ種類の生き物だけどもその土地土地に適した結果
外見が微妙に違っている、くらいのことだと思います。

そのうち他の地域に住んでる同じ種類との接触がなくなって
それが独立した種の道を歩むなんてことも
種の歴史の中にはあるようですが。

こういうことを考えてると種ってなんなんだろうとか
袋小路にはまっていきます。
あ、話がそれましたが。


小笠原で獲れるこの大きなイセエビは
大きなカノコイセエビだ、ということになっていたそうです。
「アカエビ」と呼ばれていたそうですね。

しかし細かく体を観察したところ
これはちがうじゃないかということになり
2005年、「アカイセエビ」として
正式に一つの種になったわけです。


重量は約3キロ!
イセエビで1キロを超えると大型だっていいますから・・・
あのヒゲもなかなか痛そうだな~。。

 このアカイセエビ
GAOではもちろん初展示!

お隣には・・・
 こちら!
「ユウゼン」を展示しています。
こちらもご覧ください)

ユウゼンは小笠原諸島の他にも沖縄、伊豆諸島といった
あたたかい海に生息していますが、海外では確認されていない
日本固有の海水魚です。

黒地に白い斑模様、ふちには黄色いアクセントなんて
なかなか渋い魚じゃないですか?これが
日本固有ってところもかっこいいです。

何より名前が「ユウゼン」。
もちろんこれは友禅染めからきているとのこと。
かっこよすぎます。


海の熱帯魚、というと
海外の大きなサンゴ礁とか
そういうイメージが強いですが
もちろん日本にもあたたかい海域は存在しているわけですから

こうして日本の海に生息する魚が水族館に増えていくのは
とてもうれしいですね。
こうしてみると、意外と日本の海の熱帯魚のほうが
知られていなかったりして。

ユウゼンは
 神経質な
ところもあり、飼育も容易ではないとのことで
なかなか試行錯誤な日々が続いていますが、
小笠原の海に住む生き物の姿、見に来てくださいね!




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