2020年09月14日 (月)12:12 のアーカイブ

放流しました

2020年09月14日 (月)12:12

1週間前の9月8日。
今年も行ってまいりました




千畑小学校(秋田県仙北郡美郷町)の
ドリームトープ清掃!

千畑小学校のある地域は湧水が有名で、町中には何か所もの
湧水スポットがあります。
その湧水で生きる淡水魚




トミヨ属雄物型の保全活動を、数年前からお手伝いさせてもらっています。

千畑小学校内にあるこのビオトープ「ドリームトープ」では
保全活動の一環としてトミヨ属雄物型の飼育を続けています。
トミヨ属雄物型は、「イバラトミヨ」と昔から呼ばれています。

トミヨ属雄物型なんて変わった名前、と思いますよね。
分類上「トゲウオ科」という科に属するのですが、似た形の種が
国内でも何か所かで確認されています。

ぱっと見同じ種に見えても、細部を観察すると違う点が見られたりと
現在、分類が非常に難しいそうです。

今後研究が進むにつれて、正式な和名が付けられるかもしれません。


さてさてお掃除に戻りますよ。

トミヨ属雄物型のいるドリームトープは
1年に1度、水を抜いて掃除をします。





池の水を抜くのは大変なので、地元の建設会社の方や地域の方が
たくさん来てくれて、一緒になってやります。

水槽の底にたまった泥を掻き出してきれいにするので、
途中見つかった生き物は一旦避難させます。

トミヨ属雄物型は後でこの池に戻すのですが






他の生き物も





当然見つかるわけで。



アカハライモリやオタマジャクシが毎年見つかるのですが、
これらはトミヨ属雄物型にとって敵になります。

孵化した稚魚を食べてしまう可能性もありますし、もしかしたら
繁殖のための巣を壊してしまうかもしれません。






GAOで展示させていただきます。


例年であればここで終了なのですが、今年はもう一つ。






GAOで繁殖したトミヨ属雄物型を






ドリームトープに放流するのです!(怪しいけどGAOのひと)


今回放流する世代、実は4年前に同じ地区の湧水からいただいたトミヨ属雄物型から
繁殖した稚魚なんです!




国内では数多くの生き物が絶滅危惧種になりつつあります。
特に淡水魚はその地区特有の種が多く、それゆえに
その地区の変化に影響されやすくなります。

トミヨ属雄物型もその一つ。
将来的にはこの千畑地区に、あたりまえのように生息し
地域の人の生活の中にいるような環境になってほしいと思います。

もともと生息した場所に、種を戻すための第一段階。
ドリームトープで新たな世代を作ってもらうために
今回はGAOで繁殖した若い30匹を放流です。





本来生きる場所に、近づいたことになりますね。









「おかえりなさい」と声をかけながら放流してもらいました。


自分の住む地域の生き物に触れることや
共通の生き物がいることで地域の方との交流が生まれたりして

こういうことを子ども時代に体験できるのは
貴重なことなんだろうな。


自然を意識することは、ヒトの生活が豊かになることと
思っています。
自分の言ってる「豊か」は、単なる便利ではなくて
なんか気持ちが落ち着いて過ごせることを思っています。

にしても個人的なことですが、ここにくると
なんか落ち着くんですよね・・・・・。
水がきれいだと空気もきれいになってマイナスイオン効果だったり
するんかな。
この地区に来て、ただ、ぼーっとしているのがとても心地いいのです。
なんでかな。


来年のドリームトープ清掃の時には、新しい世代が
産まれていますように!

最後、ちょっと離れたところで





担当者と、ずっとお世話になってる先生で数匹を放流。


ちょっと感動しました。

来年、きっと姿を見せてね。



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