師匠、出番です。

穏やかな海!

この日はあいにく
どんより空模様だが!

水族館のデッキに、

怪しい2人。
何をしているのかというと、これ、すんごく大切な作業中なんです。
2週間に一度やらないと、熟成に問題が生じてしまうです。

ハタハタ博物館で展示してる、「しょっつる」(塩汁・塩魚汁)。
いわゆるハタハタで作る「魚醤」です。
魚(ここではハタハタ)と塩だけで作られる、秋田の食文化には欠かせない「しょっつる」。

ハタハタ博物館には、
このように
透明な樽でしょっつるを展示しています。
これ、よく聞かれるんですけど、

本物ですよ。。
リアルしょっつるですよ。。
作り物じゃあないんですよ。今この瞬間にも、ハタハタの熟成が進んでいるのですよ。

写真のものはハタハタ博物館オープン時のもので、ハタハタの原型がはっきり
わかりますね。
ハタハタ博物館オープン前に、このしょっつるを仕込む作業が行われました。
ハタハタと大量の塩。
これを均一になるよう、とにかく混ぜます。
このとき、ハタハタはまだ新鮮なままですので、混ぜるのも一苦労!
容器に入れて、密封して。
そしてそのあと、2週間に一度かきまぜないとだめなんです。

仕込んで日にちがちょっと経った状態

混ぜます。
5月。ちょっとずつハタハタがやわらかくなっています。(↑Sちゃん改め師匠談)

そして先日。
師匠が言った。
「今日やります。」
というわけで、
混ぜます。

混ぜ方に
安定感が出てきた今日このごろではないでしょうか、師匠。

なんだかずいぶんと
ハタハタの原型が無くなっていますね。
これこそ熟成が進んでいる証拠!
混ぜる時もかなりやわらかいそうで、初回に比べるとかなりまぜやすくなったとか。

こうして身や骨がどんどん崩れていくんですね。
GAO特製しょっつる、どんな味なんでしょ。

ちなみに、師匠がしょっつるをかきまぜる時は
必ずガン〇ムTシャツらしい。。

GAOしょっつるが完成したら、特別メニューで皆さんに味わってもらいたいですね、師匠!!

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