ニホンザリガニ

国内唯一の在来ザリガニ。北海道、青森県、秋田県北部、岩手県の一部の湧水の湧き出る沢や水路に生息する。県内では大館市周辺にわずかに生息地があるのみで生息数も多くない。環境の悪化や国外外来種であるアメリカザリガニの移入により生息数が激減し絶滅危惧種に指定されている。大館市内の一部の生息地は「ニホンザリガニ南限生息地」として天然記念物に指定されている。
日本唯一の在来ザリガニで、体長は最大で約7cmとやや小ぶりである。
初冬に交尾(交接)し、越冬後の春に産卵、約3ヶ月後に稚エビが孵化する。寿命は約10年とアメリカザリガニ(約5年)より長く生きる。

学名
Cambaroides japonicus
英名
Japanese crayfish
環境省レッドリスト
絶滅危惧Ⅱ類

エリアガイド

秋田の森と川の魚
ニホンザリガニ水槽

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