キタイワトビペンギンの移動について
この度、当館のキタイワトビペンギン6羽(メス)を越前松島水族館(福井県)へ搬出することとなりました。
国内のキタイワトビペンギンの繁殖促進の一環として、当館のキタイワトビペンギンの繁殖スペースの確保及び繁殖促進と、越前松島水族館における展示効果向上のための移動です。(個体はバンドで識別しています。)
※越前松島水族館では移動後、生物の状態が落ち着いてからの展示となる予定です。
*11月15日(土)追記
11月11日に越前松島水族館へ向けて出発した6羽のキタイワトビペンギンについて、翌日、無事に到着いたしました。
移動したペンギンについては、11月13日より「ぺんぎん館」にて公開されております。
キタイワトビペンギン達の活躍を、これからも温かく見守っていただけますと幸いです。
越前松島水族館の公式ホームページはこちら

移動する個体について

(写真左から) 2021/4/24生(コハク) 2023/4/26生(ベルモット) 2024/4/29生(ベガ)

(写真左から) 2007/4/28生(赤) 2008/4/27生(赤白) 2012/4/14生(カルピス)
キタイワトビペンギンについて
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類に指定されている種です。
日本国内における飼育園館は8園館(2024年12月31日時点)、施設間での情報共有や個体の移動等を行い、繁殖促進に努めています。
GAOでは2024年に3羽、2025年に2羽のヒナが成育しています。
