ホッキョクグマ「モモ」妊娠・出産を想定した対応について
ホッキョクグマ「豪太」と交尾行動が確認されているメスの「モモ」について、妊娠・出産の可能性があることから「産室」(出産・子育てのために備えた部屋)の準備が始まりました。
これに先立ち、秋田プライウッド株式会社様より、産室に敷き詰めるウッドチップをいただきました。
いただいたウッドチップは今後モモが出入りすることになる「産室」に活用いたします。
また、モモが妊娠していた場合、モモにとって妊娠・出産は初となります。
生物の状態を観察しながら対応してまいりますので、見守っていただけますと幸いです。
(今後モモが裏側で過ごす時間は多くなる可能性があります。あらかじめご了承ください。)
(ウッドチップ受け取りの様子)
(産室)
(モモ)
ホッキョクグマの妊娠・出産について
ホッキョクグマの赤ちゃんは約500g程度と非常に小さい状態で生まれてきます。
また、妊娠していなくても体が妊娠している時と同じような状態(体重が増える等)になる「偽妊娠」という現象があり、出産前に妊娠の判断ができません。
そのため、当館ではオス個体との交尾が確認された場合、妊娠と出産を想定して準備を進めます。