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10羽のお引越し

2018年04月18日 (水)18:47

別室に

 ジェンツーが
集団移動・・・

18日朝、

 ケージに
入って


 出発です。


GAO生まれのジェンツーペンギン、この度
栃木県にある那須どうぶつ王国へ引っ越しました。

その数なんと10羽!もはや集団移動。


ここ最近、繁殖が進み、おかげ様で
個体数が増えてきたジェンツーペンギン。

個体数が増えてきたのはうれしいのですが
今度は密度が高くなってきました。

かつ、兄弟姉妹が増えてきており移動先を探していたところ
那須どうぶつ王国さんが受け入れてくれる、ということに
なったんです!

那須どうぶつ王国の方にもジェンツーペンギンがいるそうで、
新規ペアの形成も期待できます。

一度に10羽出すのは初めてだったんですが

 みんな
静かでしたね。

1羽で行くよりも他のも一緒だってわかった方がいいのかもしれない。

お迎えに来てもらっていたので、

 車に


 積み込んで
いってらっしゃいませ です。


 元気でねー。

・・・いや、元気すぎるのもどうだろう。
10羽で行ったからって、迷惑かけるんじゃないよー!
仲良くするんだよー!!(現在那須どうぶつ王国にいる数より多いらしいから)


心なしか
 ちょっと
少なくなったなあ・・・と実感。
(いやこれでも多いって という声もありますけど)

ジェンツー39羽が、29羽になりました。

正直、「約40から約30になってもあんまりわからないだろ」と
思っていたのですが、さすがに10羽の集団がいなくなると
変わるもんですね・・・。



さみしくないですか、と言われることもあります。

GAOから出ていく、ということに関してだと
それほどさみしくない。。
なんだろうな、慣れてきちゃったのかな。。

こんなこと言っちゃああれですが
最近だと「このひと(ジェンツー)誰だっけ?」みたいなことも
ありまして・・・数が多いだけに・・・


そもそも今回の移動は
GAO個体数・兄弟姉妹の増加、
新規ペア(血統)形成、
同居しているキタイワトビの繫殖の促進という
希望があり、10羽という数を受け入れてもらったのですが

決めたのって、ヒトだからなー。。


瞬間的な物悲しさもありますが
この移動が実現したことに感謝です。
移動するジェンツーたちが
この日まで元気でいてくれて本当によかったし、
何と言っても10羽という集団を
受け入れてくださる那須どうぶつ王国の方にも。

天気もそんなに悪くなくて
移動は予定どおりだったことも。


そもそも、
今生の別れじゃないし。
動物園水族館におけるジェンツーペンギンの飼育の歴史の中で、
意味のないものだなんて思わないし。

あーでも動物の移動をこういう風に
捉えるようになったということは
「慣れ」てきちゃったのかな。

なんてことを考えることが多い今日この頃です。


那須どうぶつ王国に行ったら
GAOジェンたちが調子に乗っていないか
チェックをお願いします!!





出発の瞬間はすこし悲しいと言ってるけど
じゃあ、GAOで生まれた比較的数が多くて
いろんなところで見ることができる
小さな魚が数十匹単位でどこかに移動されるとき
1匹1匹に対してどう感じる?

ヒトなんて勝手なものです。




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投票期日は15日

2018年04月14日 (土)13:41

 はいそこのあなた、


 今日、
みずき姉さんに最低1ポチした?

投票は明日15日までよ。
まだだっていうならすぐに
ここ↓からひれあし甲子園にジャンプするのね。
「ヒレアシ甲子園」特設サイト

全国一斉総選挙!
「ヒレアシ甲子園」人気投票は4月15日までですよー。

今朝のみずきは、



もふってました。。


 そろそろ
毛が変わる時期なのかもしれません。

ゴマフアザラシは1年に1度、毛が生え変わります。
この時期、陸で寝ている時間が増えます。

 頭や
背中側、よく見ると
ちょっと茶色いですよね?

これは1年が経過した証。
毛が新しくなると、灰色・・・というか、
銀色になるんです。

よく見るとお腹側の毛が新しくなってきてるかも。



「ヒレアシ甲子園」明日までの開催です!
どうか皆様、ゴマフアザラシみずきに1票をお願いします☆



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ちょっとずつ動いてる

2018年04月11日 (水)09:25

 4月2日撮影。


 4月5日撮影。

・・・・・

 丸太 !
動いてる!!

ホッキョクグマ広場の展示場の丸太が
移動しているのです!


犯人は
 昼寝してる
このホッキョクグマです。


この丸太、ちょっとやそっとで動くような代物ではありませんし
ヒトの力で動かそうもんならかなりの人数が必要になります。

そのせいか、最近

 丸太が
日々、削られているんです・・・

これは・・・軽くして
動かしちゃおう作戦だろうか・・・


削ってるところを自分は今のところ見ていませんので
犯行現場を押さえようと頑張っているのですが、いまのところ
押さえられていません。


 あの丸太
プールにドボンされたら、けっこう大変なんだよなあ・・・
(けっこうどころじゃないかも)
そもそも、動かされないだろうっていうので選んだはずなんだけど・・・
だから削ってるのか・・・


この丸太が今後どうなるのか。

 いろんな意味で
恐怖感いっぱい。




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寿命1年

2018年04月09日 (月)09:02

2階にある
 アオリイカの
水槽・・・
ずいぶん、数が減ってしまいました。。

3月中旬から産卵が確認され、
あ~そろそろ寿命かなと思っていたのですが、
ここ最近一気に減ってしまいました。

アオリイカの寿命は1年程度。
産卵し、その卵のお世話をして
次の世代が生まれるかどうか、の時期に
その命を終えます。

ということは、、

そうです。

 生まれました!
アオリイカの孵化が始まりました~
うっわかわいい!

大きさは1センチあるかないか。
でも形は

 ちゃんと
イカです。

アップで見て気が付いたのですが、こんなに小さくても
体の色を変えるんですね~。。

アオリイカは体の色をめまぐるしく変えます。
エサを食べている間だったり怒ったりしているときは茶色っぽく、
落ち着いている時は
 白く
透き通っています。

なぜこんなことができるのか。

アオリイカには色素胞という器官があり、その中に
文字通り褐色やら黄色やら色のある色素を持っています。

その色素胞がぐわっと広がると茶色くなり、
そうではない時には色素が広がらないので
色がついていないように見えるそうです。

中でもアオリイカの体色の変化はとても早いそうです。

その色素胞が
 小さい
アオリイカだとよくわかるかも・・・。
この写真と

 これを
比べると、色のついた面積が異なるのがよくわかります。
これがたぶん色素胞がぐわっと広がっている状態なのでしょう。


これまで、アオリイカは孵化して少し育つものの
大きく育てることができていません。

 今年は
大きく育てたいところです。


孵化したアオリイカはまだとても小さいので、裏側の水槽にて管理しています。





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お怒りちびみずき

2018年04月07日 (土)15:57

 ちょっ
とおおおお!!!


 みずき姉さんが
15位ってどういうことお?!

上位9位に入ってないじゃないの!!
なにやってるのよー!
こめんとにも書かれてるじゃない!


ちびみずき、
 怒っております!

数日前、ヒレアシ甲子園の中間順位が発表されましたが
みずきは47ヒレアシ中15位とのことでした。


皆様、どうか

へんなところで

 引っかかって
寝るのが好きなゴマフアザラシ

 みずきに
1日1票、いや2票でも3票でも!
投票お願いします!!!


ヒレアシ甲子園 投票サイトはこちら↓


投票しなかったら
 あたし
もっと怒るからね!!




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春だから

2018年04月04日 (水)09:07

朝、

 みずきが
ふわふわ・・・
遅ればせながら、3月31日はみずきの誕生日でした。
すんません・・・みずき、10歳おめでとう。



最近のアザラシのエサの時間なんですけど、

 エサですよ~


 来ない。


 来ない。。


 ゴクウさん、
ジャンプをお願い!


 いや、
そんな気分じゃない。


 近づくけど
別にエサ欲しくない。。


調子が悪い?というわけではなく、

この時期、ゴマフアザラシは発情期です。
交尾の時期です。

発情期になると、エサへの執着が薄くなります。
極端に食べなくなります。(個体によるかも)
食べることよりも発情が優先されるんでしょうかね。
日中はなんだかぼ~っとしていたり、
かと思えばゴクウが他のアザラシを追いかけていたり。

メスの方は常に受け入れ体勢、というわけではなく
気にいらないと怒ります。
たまに、「ぷごーっ!!!」なんて鳴き声が聞こえてきたり
します。
ここ何飼育してるんだ?って思われないかな。


なかなかよって来ない場面や
ぷか~~っと浮いているところを見て、
「食欲ないんですか?」「具合悪いんですか?」と
聞かれることもあるのですが・・・


 季節的な
ものですので、ご安心ください。


先日はゴクウとみずきの交尾が確認されました!
来年の今頃、赤ちゃんが生まれていたらいいですね♪





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私的ツボ

2018年04月02日 (月)14:06

新年度が始まりましたね。

年度の変わり目、風邪ひいていました。
はやりのインフルでもなく溶連菌でもなく
ふつーの風邪ひいてました。
季節の変わり目です。
気を付けましょうね。


細かすぎて伝わらないかもしれませんが
ずっと撮りたかった画があります。




 ひょこっ。
とのぞく、豪太の目と耳!!

現在、ホッキョクグマ豪太は
2つある展示場を自由に行き来できる状態になっています。

ここからホッキョクグマ広場に出ていくのですが、
豪太は出ていく前にこの隙間からこうして
こっちを確認(?)していくんですよ。

このときに見える

 目と耳と
鼻のバランスが絶妙じゃないですか?!
正直めっちゃかわいい。

でもたいてい、
 ね~
何撮ってるの~?!

とすぐに立ち上がっちゃうので・・・

「僕は見た」豪太をじっくり見ることは
なかなかできないんですよ。


展示場に出ていく前にも
 ちらっと
確認していくのもかわいいです。


よく見ると、1枚目の写真にも

 豪太の
頭だけが映ってるんですけど。こういう
「ちらっと見えてる」系も大好きです。

最近、外の写真に
日差しが増えてきたような気がします。

春ですねえ。




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シーズン到来

2018年03月29日 (木)12:59

2018年も
 来たなあ・・・

3月中旬から、キタイワトビペンギンの産卵シーズンです!!

1卵目が確認されて
あれよあれよという間にみな産卵が始まりまして

現在は10個ほど?確認されています。
あれもっと増えてるかもしれない。。


今年一番産卵が早かったのが
 ここ

バンド色オスが黒、メスがピンクの「クロピ夫妻」です。
私はこのペアがキタイワトビの中で最強だと思っています。
素手で近寄ろうもんなら生傷覚悟で挑まなくてはいけません。
凶暴です。

 こちら

お隣さんのオス青、メス黄色の「アオキ夫妻」も産卵しました。

 ピーちゃん!(右)
君が素敵な相手を見つけることができて、本当によかったよ。
キューさん(お相手のこと)、ピーちゃんを選んでくれてどうもあ・・・


 あんた、
うちのヒトの何なの。


あ、すみません・・・


ピーちゃんはGAOで初めて、ヒトの手で育てられたペンギンです。
親が育児放棄したとかそういう理由ではなく。

キタイワトビは通常、1シーズンに2個の卵を産みます。
1個目のあと3~5日経過し、2個目を産みます。

一般的に2個目の卵が大きく、孵化するヒナも大きいです。
野生下では2個の卵からヒナが孵化しても、2羽とも育つことは
稀だそうです。

産卵した日に差はあるのに、親元で孵化するタイミングは
ほぼ同じ。不思議ですよね~。

卵の中で、「そろそろハシ打ちする?」とか言ってるんでしょうか。

ピーちゃんの場合、孵化して5日くらいまでは親元にいたのですが、
ピーちゃんは1卵目からのヒナでした。
もう1羽のヒナは孵化したときからピーちゃんより大きく、
そうなると成長スピードも速く、あっという間に体格差が
できてしまいました。

ペンギンは親が一度食べたエサをクチバシうつしでもらいます。
そうなると体が大きいほうが親のクチバシに届きますし、
小さいほうを押しのけてエサを食べちゃうこともできます。


やっぱり体重はなかなか増えず、でもまだ元気で
でも体重の減少が見られるようになり
このままいくのであれば
元気なうちに・・・と親元から取り上げ、暖かい部屋に連れて
いったんですよねー。
当時書いた記事こちら


親元から取り出したときの、ピーちゃんを
手にのせたときのことは今でも覚えています。
親から取り出した瞬間、最悪の事態(=死)を考えましたし
これでいいのかと思いましたが

当時は「このままだといずれ成長できず死ぬ」と判断し
2羽いたうちの体重が軽い方を取り出しました。

今だったらどうするかなー。

なるべく、親元にいた方がいいと思っています。
考え方の違いと思いますが、当時は
「大きくならなかったらヒトが育てる」ということに
とらわれすぎていたのだと思います。

ヒトに育てられたペンギンは種的にはペンギンですが
ペンギンが本来行う繫殖は可能なのか。
ペンギンとして自分の次の世代を育むことは可能なのか。
このペンギンの家系は、ずーっと、ヒトに育てられることに
なりはしないだろうか。
後々そんなことを考えるようになっていきました。


「どうすれば、ペンギンに育ててもらい、ペンギンとして大きく
させることができるか」を考えるべきでした。

交代でピーちゃんともう1方を時間を決めて取り上げて
どちらも親からエサをもらえるようにするとか。
(実際ジェンツーペンギンでこれをやったことがあり、2羽とも
親元から巣立ちました)

他にもヒナを育てていたペアがいたので、当時は
ピーちゃん含めてヒナが4羽、ペアが3組だったので
ペア3+ヒト1で、ヒトのもとにいるヒナをローテーションさせて・・・
とか。

いずれにせよ、ピーちゃんの存在は自分にとってとても大きな
ものなんです。

なもんだから、ペアを組んで繫殖したってゆーときにゃ
うれしくてうれしくて・・・

今でも(自分だけにじゃないかもしれないけど)
展示場に入ると、ペタペタと寄ってきてくれます。
それもなくなるくらいになってほしいと思っていながら
その瞬間はうれしくなってしまいます。


 今
卵あるから、動けないの・・・

いやいや、いいんですよーそれで。
ヒトを見たら、ガンガン攻撃するくらいになってくれなきゃ。

さて、GAOでは
キタイワトビは2個卵を産むものの
1個目からの孵化数がとても低いです。

野生では2個うんでもわざと転がしたりすることもあるそうですが
ここは飼育下。
加えて、キタイワトビは国内において数が多いわけでは
決してありません。かつ、高齢化も視野に入れなくてはいけません。


ということで
 1個目を

あったかい箱「孵卵機」にて管理することを試みています。
孵化しそうになったら、ペンギンに託す作戦です。


 1日1回、
卵の重さもはかります。
順調だと、減っていくんですって。
なんか増えそうなイメージあるけどなあ・・・。

卵の表面は、細かい孔が開いていて(もちろん肉眼ではわからない)
ガス交換とか、ちゃんとされているそうです。

順調にいくと、4月下旬あたりからヒナが孵化するのかな?

元気な鳴き声が、展示場いっぱいに響くことを願います。



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期間限定 1千数百万年前の海の底

2018年03月23日 (金)18:20

GAOから車で30分くらい行ったところに

 「鵜の崎(うのさき)」
という場所があります。

冬から春の初め、限られた時期だけ

 海の底が
姿を現します。


ここ鵜の崎は、この時期以外
今目に見えている岩の部分はほとんどが海の中です。

 こんな感じ。
岩の露出度が少ないですよね。

そしてこの時期、とはいっても朝から午後3時くらいまででしょうか。

 こーんなに
海水が引いて、岸から数百メートルくらいまで歩いて海の底を
歩くことができるんです!

今回、ここである調査を行うということで
特別に同行させてもらいました。

その調査とは
潮が引いて、本来見えない海の底が見えるような時期しか
できないという・・・主に対象が
 こういう
形をした岩です。半分下、色が変わっていることから
普段半分は海の中、ということです。

え?作ったんだろって?

違いますよ。

 ど天然ですよ。
ここ鵜の崎は、海水が引くと
こんな丸い岩が

 ごろごろ
姿を現します。

この岩、「小豆岩」と言われており
「日本の奇岩百景」というのに選ばれているんです!
(正直「そういうジャンル百景あるの?!」程度の知識でしたよ)


 これだって・・・
(隣にいるヒトとの差に注目)

 あ、
これもかな・・・てか、山じゃん・・・(隣にいるヒトの大きさに注目)


ぼけーっと見ていたら、
これはほんの一部が表面からでているだけで
地面より下にどのくらいのものが埋まってるかわからないそうで。
・・・確かに。


 これなんか
もうてっぺんしか出てないけど
どのくらいの球状の岩が埋まってるのか・・・

さて、この真ん丸岩群、
一体どうしてこんな形になったのか?

この真ん丸岩、地質学的には
「コンクリーション」というものだそうです。
こうなるには「核」になるものが必要で、
中心部分から外側にどんどんどんどんいろんな物質が重なって
丸くなっていくんだそうです。

小さな雪玉転がしていけば大きな雪玉になるみたいな
ものだよと教えてもらいました。なるほど。

ん?ということは・・・

この真ん丸の中にも、何か入ってるということですか?

すなわち今回の調査はそれ!

長い年月をかけ、中には割れてしまった小豆岩も見られるのですが
その断面に・・・

 一部
色が異なる部分、ありますよね。


 これなんと
骨の化石なんです。大型の海棲哺乳類の背骨だそうです。
1千数百年前くらいとのことでした。

ここ鵜の崎の小豆岩には大型の海生哺乳類の化石があることが2015年に
判明したそうです。

 海水が
引いたおかげで、こんなふうに露出してくる化石も見ることが!
これも大型海棲哺乳類の骨とのことです。

 こちらも
骨の化石だそうですよ。

一千数百万年前に生きていた生き物の化石が
どうして地中深く掘ることもなくこうして現代の地表とほぼ同じレベルに
見ることができるのか。

そもそも、ここ鵜の崎は
一千数百万年前に海底だった地層が隆起によって持ち上げられ、その後
波に削られて現在の形になったと考えられています。
 この
あたり、その地層が目に見える場所かな?



宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の中で
ジョバンニとカンパネルラが訪れた場所の中にプリオシン海岸という場所を
訪れるシーンがあって。
そこでは学者や助手さんが化石の発掘をしているんです。

ジョバンニとカンパネルラは120万年前の大きなクルミを手に取ったり
化石や地層の話を聞いてるうちに時間が経ってしまい、
汽車に乗り遅れないようにと懸命に走ります。
風のように懸命に走り、汽車間に合います。

私が好きな「銀河鉄道の夜」のアニメ映画では
この汽車に間に合ったときに
カンパネルラが
「ぼくたちは今、120万年を一気に走りぬけてきたんだ。風みたいに」
と言います。
(このセリフ、原作に無いんですよね)



 こうして
自分が立っている地面が、1千数百万年前、海の底だったのだ。

どんな生き物がどんな海を泳いでいたんでしょうね。
そして今自分が見た骨の主は、どんな姿なんだろう。


自分は1千数百万年を戻るため
数回海にはまり
長靴の中をちょっと海にしました。


ここはこれから、さらに調査が進むのでしょう。
もしかしたら、この骨の主の姿も知ることができるかもしれない。

でももう
 自分が
さっきまでどの小豆岩を見ていたかわからない・・・。。


化石を見ることができる小豆岩を見つけるのは、
専門家の方がいないと難しいです。
ですが、この鵜の崎はなかなか見ることができません!

ここは駐車場もお手洗い等も完備されており、
晴れた日にはドライブ・ピクニックに最適の場所ですよ!
自分が小学生のころ、よくここで磯遊びしてましたが
まさかそんな場所だったなんて微塵も知りませんでした。
「カニいっぱいいたな~」くらいしか考えてませんでした。

1千数百万年前の海を、想像してみませんか?




すてきな形の岩を見つけたので、勝手に命名しました。

 にゃんこ岩。


もうどれだかわからない。。




※興味があるからと言って岩を傷つけたりすることは
絶対に止めましょう。長い年月をかけて自然が見せてくれた
貴重な歴史です。


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カテゴリー:おすすめ“男鹿” |投稿者: | コメント (0)

水玉と縞々

2018年03月19日 (月)17:04

海水魚コーナーで展示している
 アオリイカが
今年も展示水槽内で


 産卵しました!
右の方にある、海藻(正確にはつくりものの海藻)の
枝分かれしてるところに
白いふさが見えますね。
これがアオリイカの卵なんです。

このひとふさの中に入っているのは
4~5個の卵。

時間が経ってくると、

 この房に
くびれがいくつかできて、卵の数がわかってきます。


あれ?アオリイカってオスとメスあるの?


 あるんです。
この写真の左側。


 模様が
まるっこいのが「メス」
(茶色いのはこの時たまたまです)

右側の
 しまっぽいのが
「オス」なんです。

この模様の比べ方、大きくなってくると
はっきりしてくるんだそうです。

アオリイカの寿命は通常1年程度。
繫殖行動が見られ、メスが産卵すると
間もなく寿命を迎えます。

展示もあとわずかかもしれません・・・。



GAOでは産卵・孵化はこれまでも観察しているものの
次世代が成長し、繁殖行動・・・というところまでは
できていません。

水槽の中の方が敵もいないし
安全なんじゃないのとも考えることができますが

飼育下でこそ出てくる課題を乗り越えていかないと
水族館での繁殖は実現できません。
そのためには本来、自然界でどのような環境に生きているのかを
知ることも必要です。

とはいうものの、アオリイカが男鹿の海で見られるのは
初夏のあたりからなんです。

それまで一体どこにいるんだ?!と
毎回謎です。


最近は、秋田県に越冬に来ていた渡り鳥が
帰っていくのをよく見ますが
自分がそのとき見ているその生き物の姿は
その生き物が生きているうちのほんの一瞬の姿なんですよね。

こうしている間も
とある渡り鳥は羽根を動かして空を飛び
とある海にいるアオリイカは・・・

どうしているんでしょうね・・・。

謎です。



と思考を巡らせておりましたが
思考を巡らす前に近くにいる生き物に向けて
お願いしたいと思います。

 卵から
ちびイカがわんさか生まれますように!




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