御姫様。

この世の中、
生物の名前っていうのは
「なぜこんな名前がついたの?!」という物もありますよねえ。。
でも名前には必ず由来があるわけで、その名前と姿を照らし合わせて考えてみると
面白いものなんですよ。

 オジサン。
すっかり人気者。
 アカマンジュウガ二。
赤いまんじゅうみたいなカニ。
この他にも、「スベスベマンジュウガ二」とか、「ヘリトリマンジュウガ二」とか、
マンジュウガ二系は数種類いるそうで。

 カワテブクロ(ヒトデ)。
言われてみると確かに革手袋。

 ナメダンゴ。
丸くてかわいいので、団子に納得。

 ネンブツダイ。
正直、念仏がどこから来たのかしら。

他にも、「シロウ」「サブロウ」等々、もちろん名前の由来はそれぞれあるんですが
由来はきちんとあるようです。

今回ご紹介したい方はこちら!!


こちらのウミウシさんです。
ピンク色が綺麗ですよね!

さてこのウミウシさんの名前、想像してみてください。
(題名の「お姫様」が一番物語っているじゃないかと・・・)

このウミウシさん。
その名も

 「シンデレラウミウシ」
なんだか微笑んでいるようではありませんか!!

 シンデレラウミウシは
GAO3階のサンゴ礁コーナーにいます♪
ピンクのひらひらの裾が白く縁どられていて、これは確かにドレスみたいかも~。。

そもそも「ウミウシ」も、考えてみればちょっと変な名前かも。
2本の触覚を角になぞらえ、海の牛ということで「ウミウシ」という説があります。
ちなみに、触覚とは反対側に開いている花のようなものは「2次鰓」というそうで、この中央に
肛門があります。

「ウミウシ」の名前を聞いたことがある人は多いと思いますが・・・実は、貝の仲間なんです。
貝を持たない貝の仲間なんです。体の中には貝殻の痕跡があり、種類によっては貝殻をもつ
ウミウシもいるんですよ。

他にも雌雄同体だとか、中には数十センチものでかいウミウシがいるとか、
通称「ピ○チュウ」と呼ばれているウミウシがいるとか・・・かなり深いです、不思議なんです、ウミウシ。。

シンデレラウミウシは4センチほど。かわいいサイズです。

 アングルによっては、

 とっても牛に見えます。。
なんかしゃべってるように見えます。

ちょっと怖かったです。

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