出前授業 千畑(せんはた)小学校編

2018年05月19日 (土)19:08

5月15日。
 松の並木道と


 杉の
並木道がきれいな美郷(みさと)町立千畑小学校で

 出前授業
してきました!

松と杉の並木道って、いわれてみれば
なかなか無いかもですが、この風景は映画に出てきそう。
車のCMもいいな。

今回どうして千畑小学校にお邪魔したのかというと、
 こちらの
淡水魚がきっかけです。

GAOでは数年前からこの「トミヨ属雄物型」という淡水魚を展示して
いますが、そもそもこの魚は水のきれいな、限られた場所でしか
確認されていない絶滅危惧種なんです。

雄物型、とついているのは秋田県を流れる雄物川の水系に生息している
種ということでこの名になっているそうです。(山形県の一部地域でも
生息が確認されていますが)

これまで、飼育展示のためにと美郷町の方々の協力をいただくばかりでした。

千畑小学校では、構内に池があり
そこでトミヨ属雄物型の飼育・保全活動を行っているそうで

ならばいっしょに!と、うれしい流れになりました。

この日は
 授業形式で
GAOのスタッフがそのトミヨ属雄物型についてお話しました~。
途中、頑張って作ってきた濾過器のモデルが
全く水をろ過しなかったというアクシデントに見舞われながらも
第一回は終了。

授業が終わってから、校内にある池を見せてもらいました。


 きれいですね~。
ここも湧水なんですって。
カメラ入れてみたら・・・

 いたいた!
トミヨ属雄物型さん。(注:完全に水中で撮ってます)
ここで言われて気が付いたんですが、カメラ入れても
あんまり警戒心がない。逃げない。

何でしょうね、特になんとも思われていないのか(何もされないと
安心してるのか)もともとこういう魚なのか・・・


美郷町は「湧水の町」。
町の中にはあちこちに湧水があります。
その一つひとつに由来と名前があり、昔からこの土地のヒトの生活の一部として
守られています。

 古屋敷・・・
湧き出る様子が怖い・・・。。

こういう清水に、トミヨ属雄物型は生息しています。
というか、こういう清水でしか生きることができないんです。

飼育展示するのであれば、
その生き物が本来生息している場所も知らなくてはいけません。

とゆーことで

 清水を
ちょっとだけいただき

 その水が
どんなものかを定期的に調べています。
水中といえど、1年の変化は必ず何かしら起きているはず。
本来彼らが生きる環境を知ることで
少しでもその状態に近づけ(人為的ではありますが)
GAOで飼育しているトミヨ属雄物型も繁殖が進み
将来的に地域、自然へ還元できたらいいな、と考えています。

この小さな魚が生きている環境は、
 私たち
ヒトも生きる環境なんですからね!

来月は、「湧水めぐり」に同行させてもらいまーす。



「調査」という響きだけだと、か~っこい~ってなるかもですが
実際は

 怪しい。

 制服って大事。

水族館あるある。





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コメント 1件

地元民です。
この池、十数年前にビオトープとして作ったものなのですが、ちゃんと湧水を利用して作られたものだったのですね。当時は全く知らなかったのですが…。
イバラトミヨ(ハリザッコ)は千畑民にはよく知られている魚、ですが地元民でも実際に野生で泳いでいる姿を見ることは殆どありません。
千畑小の池で泳ぐイバラトミヨがいるのだと知ることができ嬉しく思います、ありがとうございます。

たかしみず |2018年05月19日 (土)

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