アオリイカはじめました
某日。
(写真と今回の内容はあまり関係ないけどいい写真でしょ)
男鹿の漁師さんから電話がありました。
漁師さん「きょう、アオリイカ獲れたからとりにきてくださいな」
※実際は秋田弁混じってる
アオリイカは漁師さんにお願いしており、採れたら連絡をもらって
スタッフがいけすまで受け取りに行くことになっています。
自分「あ、ありがとうございます~。」
漁師さん「きょう、いっぱいとれたから」
自分「あ、そうなんですね!わかりました!」
この時期、男鹿水族館周辺の海にはアオリイカがやってきており
それを狙って遠方より来る釣り人もたくさんいらっしゃいます。
担当者に引き継いで取りにいってもらうことにしました。
担当者「何匹くらいですかね?」
自分「なんか、いっぱいって言ってたけど・・・今シーズンだからかな?」
担当者「わかりました。とりあえず行ってきます!!」
自分「あ、おかえり~。何匹だった?」
担当者「あ、いっぱい、でした。 1ぱい。」
自分「・・・・・!!」
というわけで
アオリイカの展示、はじめました。
イカの中でも最も美味とされるアオリイカ。
生きているときの姿もイカの中で一番なのではないかと思います。
イカは「1杯、2杯」と数えられます。
イカの胴体部分が「杯」のような形に似ているため、このような数え方に
なったそうです。
アオリイカの寿命は1年程度しかないため、常に展示できているわけでは
ありませんのでご来館の際はぜひ2階海水魚コーナーでご覧くださいね。
そもそもイカを「いっぱい」と聞いて
仮にも水族館で働いているのに
どっちかな?と思えなかった自分が情けない。
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