トン吉、外出への道

エサのじかんで
 きりっと
岩の上に上がり、拍手をもらったときのどや顔がかわいいと人気の
カリフォルニアアシカのトン吉。

水族館の生き物たちは通常、水槽、展示場にいるわけですが・・・

 !
トン吉が外にいる!!

というわけで、トン吉、外出練習はじめました!!

とは言っても、もちろん最初からこんなにするすると出てきてくれたわけではありません。
展示場と観覧側をつなぐ扉をまずは解放し、
 外に出さないまでも
こうやって外が見えるようにしておきました。

動物にとっては、普段いる場所から見慣れない場所に行くことは通常では怖いこと。
いつもいる場所のほうが安心なのは、人間も同じですからね。

これまで直接目にしなかった情報が一気に入ってくるので、
それに驚いてしまうこともあるんだとか。

とは言っても、トン吉はガラス面でいろいろな人を見てますから・・・

とは言っても、何があるかわからないですから・・・

まずは、いつも通っている通路から
外と見てもらおうと思ってこうしたのですが

 意外と
落ち着いていました。

これを数日間続け、フェンスを広げて
トン吉が出てこれる範囲を広くしたりしていたのですが

ずいぶん落ち着いている・・・というか、楽しそうだったので

 フェンスなしで
いざ外へ!

 あれよあれよと
いう間に

 中央まで
出てきちゃいましたけど・・・。。

展示場から出るのをしぶったり、ちょっと進んではまた戻るを繰り返すのではないかと
思っていたのですが・・・。。

実際、戻るときになったら
「もう戻るの?」みたいな顔されましたけど。

 トン吉、
大物かもしれない。。

現在は閉館後に行っていますが、トン吉の様子次第では開館中に
練習することもあります。

スタッフ以外の人間が「いる」ことが、環境に慣れる上でとても大切な
要素になります。
開館中の外出練習を始めたら、ぜひ練習に参加してくださいね!

トン吉、外出への道は今後もお伝えしていきます☆

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