ちびきおびやどくがえる

水族館で生まれた生き物を見ていると
たいていは「なんでこんなに早くおっきくなっちゃうんだろう」と
思うことがしばしば。

 この
キオビヤドクガエルだって然り・・・

こうしてみると比較対象が無いので
もうすっかり成長したキオビヤドクガエルに見えますが

 おとな。

 こども。
なんとな~く、小さいのがわかりませんか?!
すっかり大人と同じ色かたちになりましたが、大きさは1センチほどのちびキオビヤドクガエル!

5月に産卵が始まって、オタマジャクシが生まれたキオビヤドクガエル。
 ちゃんと

 生まれて

 おっきくなって
黄色い帯も出てきて

 カエルの形に
なりました♪
成長した姿がそのまま小さくなったようでとてもかわいいです!

キオビヤドクガエルはその名の通り、「毒」があるからこの名がついたわけですが
なぜ毒を持つようになるのかというと、最初から持っているのではなく
特定のアリやダニといった虫を食べ、それを体内で貯蓄することで
毒を持つようになるんだそうです。

GAOのキオビたちは飼育下で生まれ、コオロギなどを与えているので毒は持ちません。
それでも、
 黄色と黒なんて
毒はないとわかっていても、なんだか警戒しちゃいますよね。

黄色と黒の模様はよく「危険!」とかで使われますが
この色の取り合わせってどうやってできたんでしょうね・・・。。

昔の人は黄色と黒を組み合わせるとなんだか危険だぞ!と思ったのか
生き物の色を見たのか・・・不思議ですね。

まだ小さなキオビたちは
 並べて
展示していますので、ぜひ見比べてみてくださいね!

  

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