親離れ

数日前、
ほんの数日前には

 まだ真っ白で
水の流れをせき止めていたのに
24日、見にいったら

 もうすでに
「雪見」な部分がほとんどなくなっているではありませんか!!

 別アングル。
こっち側なんてもうほとんど白い毛、生えてないじゃない!

4月4日に生まれたゴマフアザラシみずきの子、通称(勝手に)「雪見王子」は
もうほとんどゴマ王子になっています。

この写真を撮ったのが24日の午後なんですが、朝はまだほとんど
雪見状態だったらしく、日中水槽を泳ぎまわっているうちに毛が抜けて
いったとか・・・

そういえば水槽の中、毛が舞ってたもんなあ・・・。

 ライオンみたい。

 おなか側なんて

白い毛ほとんど残っていません。

 それにしても・・・
雪見だいふくから

 ゴマもちになるの、

 早かったね。

さて、白い毛が抜けてゴマ模様の毛になるということは
親離れの時期でもあるわけで・・・

実はここ数日、みずきからお乳をもらっている様子がありません。
王子が陸でころころしてても泳いでいてもみずきはそばにいません。

体重も少しずつへっており、これはそろそろ自力でエサをたべるようにならなきゃ
いけない時期・・・

というわけで
 王子様、
一時別室に移動です。
皆様、申し訳ありません・・・。

 今日から
この別室で魚を食べる練習です。

みずきお母さんのお乳もありません。
口からとるものは、自分で魚をエサと認識して呑み込めるようになるまで
何もありません。

野生では自力で魚やタコなどを捕まえて食べるようになるまでは
食べるものは何もありません。
そのため、ゴマフアザラシは親離れまでは母親のお乳から栄養をたっぷりもらって
太っておきます。
何かの理由でエサをとれなかったりした場合には衰弱してしまい、
時々そういった子供のアザラシが
保護されたりします。

王子は、人が与える魚をエサと認識し
自力で食べれるようになるまでは口からとるものは何もありませんが・・・

 みずきの愛で
まるまる太りました。
早くおさかなごっくんできるようになってくださいませ。。

王子の再デビューまで、いましばらくお待ちくださいね。

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