寒かったでしょうに

おとといのことになりますが

 保護されちゃいました。。

おとといの11日午前中、GAOに
「ウミガメが弱っていた」と
発見した方が運んできてくれました。

種類をしらべたところおそらくアカウミガメでは・・・ということなんですが、
なんにせよ手と大きさを比べても小さいのです。

 ガメラ。
到着時はあまり動かず、じっとしているだけ・・・
外見を見ても大きな傷は無く、まずは保温です。

アカウミガメは温帯~亜熱帯の、比較的温暖な海に生息しています。
水温は15度以上を好むといわれています。

この日のGAO付近の海水の温度は8度ほど。
寒くて体温が下がり、衰弱して砂浜に漂着したところを
見つけてもらった・・・といったところでしょうか。

あたたかいところでそっとしておいたら

 頭を
持ち上げるようになりました!

今日13日には少しですがエサも食べたそうで、
このまま回復してくれればいいですね。

海水温が上がったら、海に返す予定です。

ちなみに、アカウミガメは大きくなると
甲羅の大きさだけで1メートルほどにもなるという

 非常に
大きなウミガメです。

アカウミガメは環境省レッドリストの中では絶滅危惧種ⅠB類に分類されます。
近い将来、野生では絶滅する危険性があるとされる種です。

日本でも関東以南の砂浜では数箇所産卵が確認されているそうですが
その産卵場所も、今では埋め立てや海岸の侵食等で減りつつあるとか。

春になったら、元気に海に泳ぎだしてほしいですね!

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