全開放しました

ホッキョクグマ観覧側、10月より


一部、観覧規制を行っています。

そして、

 カメラ
無事、起動しました!!

ホッキョクグマユキさんの出産してくれますように対応、始まりました!
10月4日より、展示場・裏の部屋・産室すべてのエリアを行き来可能に
しています。

ホッキョクグマは出産があるまで、妊娠しているかどうかが
わかりません。
母クマの体重が250~300と予想されるのに対し、
生まれてくるのは500グラムと非常に小さい状態。

近づいてエコー検査とか何かできればよいのかもしれませんが
おいそれとできる生物ではありません。

ですので、交尾が観察できた場合に
妊娠しているかもしれない=出産するかもしれないあるという
可能性のもと、出産に備えた準備を行っていきます。

もちろん出産がない可能性もありますので、
母クマの健康状態をよく見ながら出産しても
大丈夫なように用意しなければいけないのです。

野生のメスのホッキョクグマは出産前、雪に穴を掘って
そこの中にこもります。母クマは何も食べずに数か月その
穴の中で過ごし、子グマが生まれたらお乳を与え、
子グマがちゃんと動けるようになるまで穴から出てきません。

飼育下では「産室」を作ります。
GAOでは過去にホッキョクグマ繁殖歴のある動物園から
教えていただき今の産室を作りました。

雪の産室を作るわけにはいかないので、
狭くてあたたかい部屋を作ります。

さらにホッキョクグマの出産時期が近くなると、
ヒトはそばに近寄れなくなります。
GAOの場合はクマエリアに立ち入らなくなります。

しかし産室内の様子を確認しなくては
ユキが生んだか生んでないか
そもそもユキさんの生存確認も
できないわけです。
なので、裏エリアにカメラを何台か
設置しているのですが

 映像

 めっちゃきれー。。
(今年カメラリニューアルしました)

あ、

 ユキさん
うつってる。。

今のところあんまり産室内に入ってる様子は
ないそうです。

現在はまだ裏のスペースにスタッフが入って
エサをあげたりしていますが、今後ユキさんの様子や
食欲を見ながら対応していくことになります。

 どんな
気持ちでいるのやら・・・

余裕でヒトを観察しているくらいでいてほしいものです。

※10月12・13日は予定通り営業しますが
台風の影響により急きょ臨時休館の可能性もあります。
急なお知らせは当館ホームページ又はフェイスブックで
お知らせさせていただきます。(お問い合わせ 0185-32-2221)
12日夕方時点、男鹿は雨風が強くなっていますが
水族館及び生き物に影響はありません。

皆様も安全第一でどうかお気を付けください。

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