新入り

サンゴ大水槽に

渋めのかっこいい「マダラエイ」が入りました!

このマダラエイは野生由来の個体ではありません。
マダラエイは野生下では数が減ってきており、
IUCN(国際自然保護連合)の作成するレッドリストの中では
危急種、野生絶滅の危険性が高い種とされています。

この個体は東京の「マクセル アクアパーク品川」で
去年の11月に繁殖した個体。
当館では展示したことがない種類だったので、生物交換で
いただいちゃいました。

当館からは男鹿で採れた生き物を送っています。

もう1種類、別のエイちゃん登場。

こちらのエイは「サザンフィドラーレイ」といいます。
フィドルはバイオリンの意味で、形がバイオリンみたいだから
この名前が付いたそうです。
おしゃれですね。

やたら集まってくるな・・・

フィドラーのでかいの登場。

新入りに挨拶か。
子分を引き連れてにらみ合いか。でも我関せずのイヌザメ。

サメとエイは、板鰓類(ばんさいるい)に属するのですが
サメとエイの違いって、どう見分けるのでしょう。

エイっていうと、このマダラエイのようなフォルムが一般的ですが

フィドラーレイの尻尾の部分だけ見てみると

あれ?ってなりません??

エイとサメはエラの位置で分けられています。

エイの

腹側にある

この切り込み部分が鰓孔なんですが、このようにおなか側に
あるのがエイで
(底に着いたときに鰓孔が下になる)

体の側面にあるのがサメなんです。
中には「?」な種類もいるので、迷ったときは
鰓孔の位置をチェックしてみましょう!!

板鰓類会議。

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