今年も・・・。

 県内某所。
水が湧き出て、緑がとってもきれいなところ。

今年も、とても貴重な淡水魚をゆずっていただくことができました。

秋田県の貴重な淡水魚。
 この魚。
「イバラトミヨ」といいます。

イバラトミヨはきれいな水のあるところに生息しており、秋田県固有の種です。
日本固有の淡水魚というと、近年では数も少なくなっているというイメージがとても
強いかと思いますが、この種もまたしかり。。
絶滅危惧種に指定されている魚です。

GAOでも展示しているのですが、今年も特別にいただくことができました。

 今年は、
魚類班とどちゃんとなうにし君がイバラトミヨのお迎えに。。

最初にあった写真のような、水のきれいな沼や

 田んぼ。

 こういうところに、
イバラトミヨはひっそりと生きています。

 今年の春に誕生した
小さいものも含めていただきました!!

一時は絶滅の危機にまであったイバラトミヨ。
地元の方々の保護活動があり、今ではこの場所で毎年繁殖もしています。

イバラトミヨは、魚なのに『巣』を作るんです。
草や木の切れ端をあつめ、
 このように
ゴルフボール大ほどの巣をオスがつくり、この中でメスが卵を産みます。

この写真は、GAOの展示水槽で撮影されたものです。
巣をつくるところまでは確認されたのですが、繁殖には至りませんでした。

また過去には、
 イバラトミヨの卵が
産みつけられていたこともあったのですが、これも繁殖には至らず・・・。

今回も、自然の中で繁殖し、命をつないでいるイバラトミヨをいただいてきたわけなんですが
もちろん「こういう種の魚が秋田にいるんだ、でも決して数が多い魚ではないんだ」ということや
「イバラトミヨのために活動している人達がいる」こと、
現在の自然界は今こうであるという事実を展示して、そして広く伝えるのが水族館の役割なわけなんですが

イバラトミヨの未来のためにGAOができていることは現状で何かあるのかな?とふと思いました。
もちろんこれはGAOにいるすべての生物種にいえることなんですけど。

いつまでも、「いただいて」いるばかりではいけないんです。

何かを自然に還元しなくては、水族館である意味が無いんです。

水族館という空間でいくら自然を再現したといってもそれは決して自然ではなく
人の力で作られたものに変わりはありませんが
本来生物達が生きるべき自然環境と人の間の架け橋をすることも水族館の役割ではないでしょうか。

そのためにGAOができていることって・・・胸を張って言える事柄はあるかな??

 最後は
イバラトミヨの保護活動をしている皆さんと記念撮影!!
ありがとうございました☆

必ず、この自然に『還元』をします。

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