文明の発達って・・・。

将来、水族館や動物園で働きたい!!という人は
この世の中に多くいると思います。
(というか、たくさんいてほしいものです。)

仕事として働くには、ただ「好き」では済まされません。
仕事として、働く場として水族館や動物園を選択したのであれば
水族館を訪れる立場ではなく、来てもらう立場になるわけです。
たくさんの人に見てもらえる仕事をしなくてはいけないのです。

そのためには、現実をしっかり見つめることも大事です。
入館料を払って見に来てくれる方がいて、生物がいるからこそ、自分が生きて、仕事ができるのです。
楽しいことも、つらいことも、苦手なことも、現実をしっかりと見つめ、受け止め、自分は
何のためにここで働いているのかを想い、考え、悩み、行動しなければいけません。

というわけで(どういうわけ)、将来水族館や動物園で働きたい!と本気な方へひとつ。

水族館や動物園で働きたい!と本気で、本気で思っている人は、
 電化製品にも詳しくあれ。
これらは、ホッキョクグマの『産室』に備え付けてある赤外線カメラの
コードです。。

将来、
 クルミに産室を使ってもらうために、
産室の準備はしてあるわけですが
その産室内には「赤外線カメラ」がすでにセットされています。

 角にある黒い丸が
赤外線カメラです。
フラッシュを使ったので中も見えますが、普段は

 真っ暗。(写真ですよ)

産室の中には、
 木のチップがぎっしり。
奥にも小さな部屋があり、その部屋にもカメラが取り付けてあります。
どっちか好きなほうを選んでね。といったところです。
ちなみに壁は秋田杉!ひじょ~にコンパクトな部屋で、中に入ると落ち着きます。。

果たしてカメラはきちんと作動するのか?

ちょっと試運転してみることにしました。

クルミに産室の様子も見てもらいたいので、一晩産室を開けてみることに
しました!

翌日。。
クルミは産室にどんな反応を示すのか・・・?
録画された画像チェック!!

映ってる!
ちょっとこの写真だと見えにくいですが、白いかたまりが
映っている!クルミ姉さん、夜中産室の中にいたようです。

ず~~っといたわけではありませんでしたが、産室の中で
寝ていた時間もありました。
 右のほうのかたまりが
寝ているクルミ姉さんです。
お気に召さないというわけではなさそうですね。

ちなみに翌日、産室の中に敷いていた木のチップですが、
産室の入口から大半流出していたそうです。
どうやら、クルミが掘り返したらしく・・・

展示場のみならず、木のチップがあれば必ず掘ってしまうクルミ姉さんでした。

この画像を見ながら、ここに映る物体が大きい1匹プラス小さいの数匹になることを夢見て
一人にやけてしまいました。。

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