ちょっと怖い話(心霊系ではない)

いきなり怖い画像がHPのトップに表示されるのもどうかと思うので
まずはこちら!

 

 

今年もJA秋田ふるさと様からジャンボスイカ「カロライナクロス」をいただきました!

手前にあるのがサイズ比較のための「普通の」スイカなんだそうですが・・・
そもそもこれも大きいんですよね・・・

カロライナクロスという品種は、動物の飼料用に生産されている品種で
大きいものだと100㎏を超えます。
スイカの生産が盛んな秋田県横手市ではこのカロライナクロスの大きさを
競うコンテストが毎年開催されており、コンテスト後は作品を当館の
ホッキョクグマたちにプレゼントしてもらっています!

 

 

館内ではこのジャンボスイカの重さ当てクイズを開催中!
掲示してあるQRコードから応募可能ですので、ご来館の際にはぜひ
スイカの重さを推理してください!
ピタリ賞の方には秋田のおいしいお米か野菜の詰め合わせをプレゼント!
(主催 JA秋田ふるさと十文字営農センター)

え?いまいち大きさが伝わらないって?

それでは昨日の搬入時の様子をご覧ください。

 

 

大人の男性2人が途中で挫折してる姿です。

明日23日・24日は、他にいただいているジャンボスイカを
ホッキョクグマ

 

 

豪太と

 

 

モモにプレゼント予定です!
詳細はこちらをご覧ください。

 

 

 

さてさてタイトルの
「ちょっと怖い話」ですが

 

 

ばーーーん!!!
えっ!羽根ボロボロ!
あのペンギン、大丈夫なんですか?!と時々言われるのです。

しかも

 

 

1羽どころじゃないのでね・・・

 

この時期、ジェンツーペンギンは全身の羽根が生え変わる
「換羽(かんう)」という時期に入っています。
鳥類は、種類等によって時期や回数は異なりますが
換羽で羽根を新しくします。

換羽の状況は種によって色々あるのでしょうが・・・

換羽中は水に入りません。羽根がもこもこでうまく泳げないのです。
一度、他の個体に突き落とされた換羽中の個体を見たことがありますが
うまく泳げず(コントロールが全然利かない)、超あわてて陸に戻ってきました。

 

 

それまで生えていた羽根が一気に浮き上がって
ごそっと抜けていくのはペンギンならではじゃないでしょうか。
そもそも羽根といっても空を飛ぶ仕様ではなく
水中を泳ぐ仕様になっているので、羽根にも違いがあるようです。

ペンギンの羽根は、中央部の軸(羽軸)が硬いです。わりとパリッと
しています。
全体的にも硬さというかハリがあるんです。
枕とかにしたらきっとごわごわです。

 

 

こちらはもう少しで終わるかな?

 

終わると

 

 

あらすっきり。

というわけで、

 

 

こんなもこもこペンギンがいても、病気ではなく
むしろ健康な証ですので、ご安心くださいね。
(よく見るとこの写真面白いことになってる 奥が換羽前で・・・)

 

 

 

 

 

全然怖くないって?
それでは最後にこちらをどうぞ。

 

 

こちらペンギン展示場のストレーナー(ペンギン展示場の水が流れていく
ポンプ設備の一部にあるフィルターのようなもの)です。

金属製のザルみたいなものですが
この時期はペンギンたちの羽根がびっしり。

 

 

展示場の床に落ちた羽根ももちろん掃除しますが

 

 

換羽の時期は、週に1回程度、このストレーナーの孔という孔に突き刺さっている
ペンギンの羽根を取り除かなくてはいけません。
でないと、ポンプがつまって展示場の水が濾過できなくなってしまいます・・・

(色々と)怖いです。

 

 

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