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出張報告 DAY4 母島

2017年07月10日 (月)09:53

あれが
 自分たちの
乗ってきたおがさわら丸・・・

ということは、これはどこから撮影しているのか。

出張4日目。
小笠原諸島で一番大きな島、父島の二見港から「ははじま丸」という
船に乗り、今度は母島へ向かいます。

この写真を見てもらうとわかると思いますがなんだかもやが
かかっているような・・・
それもそのはず天気はあいにくで
雨降ってるし風あるし・・・

この日は
波しぶきがすごかった!!


小笠原諸島で人が生活しているのは父島と母島の2つのみ。
父島で暮らす人たちが2000人くらいなのに対し
母島には450人程度しかいません。
集落もとてもコンパクトです。

 カツオドリ!
これは父島に向かう途中でも見ましたね。

このカツオドリ、大きくなると顔でオスメスの判断ができるそうです。
 こっちオス。
よく見ると、目の周りが青いんです。
 こっちメス。
青みがありません。

カツオドリは小笠原諸島で繁殖しているそうで、本土から小笠原に
近づくにつれて船に沿って飛んでくれます。


父島から母島に向かう間は何羽か船についてきてくれます。

でも天気はあいにくで・・・
 あーこっちにも・・・
なんか違いません??

 白いし・・・

このとき自分は「カツオドリの若いのかな」と思っていました。
ほら、よく同じ種類でも若いとまだ色や模様がはっきりしない種類って
あるじゃないですか。

白鳥は幼鳥だと灰色とか。

後日、帰りの船で聞いてもらったのですが
「アカアシカツオドリじゃないか」ということでした。

何でも、父島付近で見かけることは少なく
そこそこ珍しいということ!
やった偶然!カツオドリの若いのじゃなかったんですねー。。

飛んでるときは脚を収納しているので、見ることはできませんが
写真を見たら、その名の通り真っ赤な脚をしていました。


父島から船に揺られて2時間。
この日の天気のせいもあると思いますが
 なんか
立ち入っちゃいけないとこに立ち入るような・・・

天気が良ければ、もっと色が際立ったと思いますが

男鹿で見ている海とは色が違いますね!

 青というか

群青というか・・・。

この独特な青を「ボニンブルー」と呼ぶそうです。
ボニンの響きはもとは「無人」からきているそう。

もともと小笠原諸島には日本人だけではなく、欧米系の人たちもいて
「無人=ぶにん」を「ボニン」と発音していたそうです。
その言葉を小笠原特有の言葉と思った人が
「小笠原の青」を指す意味でボニンブルーと言ったとか。
(細かい部分まで行くと諸説あるようですが)
透明度はすごいときだと50メートルもあるとか。



父島はアオウミガメの産卵地とお話しましたが
きれいな砂浜が多い母島でも同じ。

アオウミガメが安心して卵を産みにきてくれるように
 きれいな
砂浜が整備されています。

よく見ると
 大きな
アオウミガメが・・・(自分は「岩?」とか最初思ってたけど)
今は海中でじっとして、夜に卵を産みに上陸するのかな・・・。

前の回で出してしまいましたが

母島にも戦争の跡、戦跡がいくつも残されています。

 この
砲台は母島のものなんです。
こうして残された原因は、第二次世界大戦後にアメリカの統治下に
入ったからだとも言われています。

統治下においてはすぐに撤去の必要性はないと
そのままにしておかれたそうです。

父島にも自然は残されていますが
母島の方が「原始」って雰囲気がありました。

母島の方が、より人の手が入っていない地域が広がっているそうです。


だったら、それはそのままにしておくのが、いいんだろうな。


 1泊して、
翌日は、ははじま丸からおがさわら丸へ乗り継ぎをし
本土へ帰ります。



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出張報告 DAY3-3

2017年07月05日 (水)15:15

はるかかなたのザトウクジラを見て

その後生物採集に努め

そんでもってあっという間に夜なんです。

おがさわら丸が着いた港、二見港で
「芸能の夕べがありますよ」と教えてもらったので
自分はそっちに行ってみました。

う~ん、南国って感じがするから・・・
フラダンスとかなのかな~って思ってました。

 ん??

こちら「スティールパン」という楽器だそうで、ほわほわほわ~んな
心地よい音がします。
そもそもドラム缶が元だったそうですよ。
長さとかで音階が決まるのかな・・・

少なくとも秋田ではお目にかかったことがないな。

発祥はトリニダード・トバコ共和国とのことですよ。
名前は聞いたことあるけどどこの国なんだろうって
地図を見たら・・・カリブ海の島国??

南アメリカ大陸、コロンビアとかベネズエラとかに
近い島国でした。

ずいぶん南国チックでおしゃれな楽器だな~と思って見ていたら

 太鼓!
これは「小笠原太鼓」というそうで

 太鼓にも
書いてありますね。

これは最初「八丈太鼓」と言われていたらしく、八丈島から
伝わったものが起源なんですって。

ベースが伝わって、その島で生活する人たちが
その土地の風土に合わせてちょっとずつ変えていって
時間をかけて「小笠原太鼓」を形作っていったのでしょうか。

1つの太鼓を2人で叩く「両面打ち」は
国内では数少ない打法なんですって。

自分だったら自分の音なのかもう1人の音なのか
絶対わけわからなくなりそう・・・

で、一番「ん?」と思ったのが

 こちら。
フラダンス!ってまずは思いますよね。
でもそうでしょうか。主に踊るのは男性です。

こちらはフラダンスではなく「南洋踊り」というもので
小笠原の伝統文化の一つとして東京都の
無形文化財に指定されています。
自分が教えてもらったところによると
最初は男性が舞うものだったそうです。

女性が一緒に舞うようになったのはここ最近とのことです。
起源はサイパン、グァム、パラオといった南国の島々。

あれ?じゃあフラダンスじゃんて思いますよね。

(ここで余談ですが、フラとはハワイ語で「ダンス」と
いうそうです。ということはつまり・・・
フラダンスってダンスダンスって言っちゃってるのか・・・)

そもそも日本の古代芸能の中にある「舞」は
もともとは神様に捧げるためのものといいますが

フラもやっぱりおなじで、起源は神様に捧げるための舞だった
そうです。

う~ん、なんだか難しいけど
神様に捧げるという形は各国で表現が違っても
想いは同じということでしょうか・・・。
個人的にはこういう話が好きですが。

そうそう、もとは男性が躍っていたということで、

 足踏みとか
けっこう勇ましいものが多いんですよね。

自分はフラダンスもまともに見たことがなかったからな~。

この芸能の夕べは不定期開催ですがおがさわら丸が停泊している
ときに行われるそうです。
自分が知ったのは広域放送でした。ラッキーでした♪


小笠原諸島は日本だけではない、いろいろな国の文化が
入ってきているのは確かなようですが

そのいくつもの文化が小笠原という風土に合わせて
新しい文化を形成しているところが
とても興味深かったです。

自分たちが文化を作っているんだという雰囲気も
なんだかうらやましいなあと思いました。


一方で、ナイトツアーに参加したもう1人は
 真っ暗・・・
(そりゃそうでしょ)

オガサワラオオコウモリ見た!って言っていました。

また、夜「グリーンペペ」を見に行ったら
(注:グリーンペペとは「ヤコウダケ」のことで、夜は蛍光グリーンに
光るキノコのことをいうのだ!)
残念ながら見れなかったと言っていました・・・。。

 発見
オカヤドカリ!!


そんなこんなで3日目の夜も更けていきました。




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出張報告 DAY3-2

2017年07月02日 (日)08:22

さて、前回の
「出張報告 DAY3-1」
ノヤギを見て反省した自分です。

ノヤギ確認場所は
 東京都で最も南の
バス停の近くでした。。
そうだここは東京都なんだと
随所で気が付きますね。

このバス停から少し歩いたところに

 「コペペ海岸」
があります。
正直な話、「コペペって何?」って思いましたけど・・・

コペペは昔ここで生活していた先住民の名前だそうです。

小笠原諸島は東京都ですが、じゃあ昔から
日本人しかいない地域だったのかというとそこは違うようです。

世界地図で見ると、日本からのアプローチの他にも
ハワイ、南米、ミクロネシア等々からもさまざまな文化が
流入できそうなところにあり

小笠原諸島で本格的に定住を始めたのは欧米、日本以外の太平洋の
島々で生活していた人たちなんだそうです。

ある特定の国の人しかいなかったわけではないんですね。

はじめて父島に降り立ったときに
日本だけど日本じゃない感覚がしたのは
色々な文化が混ざった雰囲気のせいかしら。

そのころは、この土地はどこの国のものだとか
関係なかったのかな。

足元でかさかさと音がすると思ったら
 オカヤドカリ・・・
びっくりしますが、本当にこんな感じでいるんです。
枯葉の下とか・・・

ちなみに


何匹かいますので探してみてください。

そんな感じでうろうろしていると、海に1隻の船が来てました。
ツアーの船でしたが、その船からなんと

「今、クジラが跳ねました。急いでそちらに向かいます。」
なんですと?!クジラだと?!

小笠原諸島はザトウクジラが繁殖のために集まる場所でもあります。
今回こうして出張に出させてもらうとき、
「クジラ見れる!」とうきうきしていたものですが
(いや仕事だってことは意識してますよ)

「う~ん、もうそろそろ北の方に行っちゃう時期なんだよねえ・・・」

ザトウクジラが見れるトップシーズンは2月~4月くらいとのこと。

何でも、5月のゴールデンウィークの時期は
頻繁に姿を見せてくれて
観光客が帰っていくのとほぼ同時に小笠原諸島を離れるそうです。
なんて空気の読める・・・。


見たい。
一目見たい!!

「あそこからなら見えるかもしれないな」と
自分たちを連れていってくれた小笠原村観光局の方が
特別、海を見渡せる場所に連れて行ってくれました。

 「う~ん
見えないかな・・・」
「でも船が来てます!」
 「あれだ!」
もうやみくもにシャッター切る自分。

 こうなりゃ
必死。でもよ~く見てください。
右に船があって、真ん中あたりに黒いなにかが見えませんか?

「写ってます!!」これはザトウクジラの大きな胸鰭です!!!

 これは
尾だ!ザトウクジラが潜るときにぐぐっと尾を持ち上げる体勢だ!!!

実はこの写真に写っている船に、行きのおがさわら丸で仲良くなった横浜の
ご夫妻が乗っており、後で会ったときに「あれは親子だった」と言ってました。
(↑よくよく考えたらこれも面白い話ですよ)

2頭同時に写真に収めることはできませんでしたが
確かに私の目にはザトウクジラが映りこんでいたのだ・・・。
うん、そう思う。。


これまで座礁したクジラを見たことはあったけど
(何年か前には12メートルのナガスクジラが県内で打ちあがったのを
見たことがある)
生きているクジラを見たのは初めてでした。

・・・思った。

これは、リベンジが必要だな・・・。


小笠原に来て、2日目。
あまり進まない出張報告。

でもそれだけ、持ち帰ってきたものが多いんです。


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6月29日 兼 出張報告 DAY3-1

2017年06月29日 (木)13:04

前回は
6月26日は小笠原諸島が日本へ返還された日
というお話でした。

今日は6月29日。じつはこの日も
小笠原諸島にとって大事な日です。

2011年6月29日、小笠原諸島が世界自然遺産に正式に
登録された日なんですよ。

自分たちがお邪魔している間、父島に
 小笠原
世界遺産センターがオープンしたんです!

ここでは、小笠原諸島が世界遺産に登録された経緯や
そもそもなぜ登録されたのか?ということを知ることができます。

「小笠原は世界自然遺産」というイメージは
なんとなくあったものの、詳しい理由は

 ざっくり
自分もこの程度しか知らなくて・・・

というか、そもそも意識したことなかったんですよね(すみません)。

よく、テレビとかでガラパゴス諸島は独自の進化を遂げた・・・とか
特有な生き物がいっぱいで・・・とかありますが

自分の住んでる国にも、こんなところがあったんですね。
海外に行かなくてもいいんですよ。

小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」とも言われているそうですよ。

小笠原諸島の島々は、一度も大陸、日本の本州や他の島と陸続きに
ならず独自の進化を遂げた生き物、そこでしか見ることができない
「固有種」が数多く生息しているそうです。

その固有種のひとつが
 このカニ様。
「オガサワラクロベンケイガニ」といいます。

名前にオガサワラが入っているとおり、現在のところ小笠原諸島にしか
生息が確認されていない種です。

ちなみにこのカニ様は
 スタッフが
出張3日目に採集してきたのです。
よく来てくれたなあ・・・。(勝手に捕まえたの自分たちだけど)

というわけで、ここからは

 出張報告も含め
お話していきます。

3日目は、父島内をレンタカーで回りながら
観光局の方に色々と案内をしてもらい
同時に

 生物採集も
行いました。(↑このあと典型的に足を滑らせ、以降ずっとク〇ックスで
秋田まで過ごす)

父島には一般国道なるものがありません。
車が走れる大きな道路は主に東京都管轄の「都道240号線」なるもののみです。
距離もそう長くはないので、都道240号線を走破することは
そう難しいものではないのですが
少し走ればこんなところあんなところで
目が奪われっぱなしです。

人が生活している地域から離れると
 よく
こういう場所を目にします。

ここから先は
 おいそれと
入ることのできない区域です。

徹底的に「守られている地域」です。入る場合は、専門員が一緒じゃないと
行くことができません。

中にはどんな世界が広がっているんでしょうね・・・。
いつか入ってみたいなあ・・・。

さて、この前日に
車で島内を回る場合
ある動物に気をつけろといわれました。

もちろん、ここ父島に生息する生き物に対しても
 注意必須ですが
(↑秋田では絶対に見ることのないオカヤドカリ注意)

「カーブ曲がったらいたりするから」と・・・

実はこの時ちょうど
「昨日カーブ曲がったらいるからなんて言ってましたね」とか
言ってたら

いたんです。
 しげみの
黒い影!
 何だか
わかります??ヤギです。

小笠原の人たちは「ノヤギ」と言っています。

ヤギはもともと小笠原諸島にはいませんでした。
過去に食糧として持ち込まれ、その後野生化し、数が増えたそうです。

ヤギは草を食べます。
数が増えたヤギは山に生えている植物を食べ、植生にも影響を
もたらしています。

「あそこにもいる」と上を見ると
 なんと

険しそうな山肌を
 群れで
上っていくノヤギの集団が・・・。

それまでそこにいなかった生物が突如入り込むことで、生態系が崩れると
いう話は小笠原に限った話ではありません。
むしろ現代では「よく耳にする話」の部類だと思います。

日本産の淡水魚が外来種によって減少したとか、
それまで人里に姿を現すことなく生きていた生き物が
降りてくるようになったとか

小笠原では、ノヤギの駆除活動が行われており
少しずつもとの生態系に戻りつつある地域もあるとのことです。

ノヤギがいる部分とそうではない部分を明確に分断し
(保護区の写真)
また、銃器による駆除も行われており
ノヤギの数は減少傾向、生態系も時間はかかるものの
戻る気配が見られている地域もあるそうです。


外来種外来種と言われますが
持ち込んだのは人であり、その生き物たちは
そこで生きようとしているのであって

駆除というのは、具体的には
命を奪ってあるものを守るわけで
(そうではない例もあります)

こういう問題に大正解はあるのでしょうか。

ノヤギを見つけたときに
「あっ!本当にいた!!」と
カメラを向けた自分でしたが

「ノヤギ見つけたときが、観光客も一番喜ぶんだよなあ」
と言われたときに、なかなか重いものがありました。
と同時に、どきっとした自分。

だって、ヤギなら秋田でも見れるでしょ。
動物園とか、牧場とか。
秋田にもいるでしょ。

なんでここでヤギみて沸き立つの。
それは今問題にされている生き物だから。
「小笠原にいるヤギ」だから。

でもそれは本来であればいない場所で
問題提起されている生き物だから
「見つけた!」ってなってる。

そういう問題に向き合っている人たちがいるのに
自分はなんて単純なんだろうと思いました。


仮にも、水族館スタッフなのに。。




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6月26日

2017年06月26日 (月)16:17

6月24日、
 無事
オープンしました~!!

今年の夏期特別企画展「小笠原~ウミガメがつないだ、東京と秋田~」
はじまりました。
当日は、小笠原村観光局公式キャラクター・・・じゃなかった、
営業部長の

 おがじろうも
来てくれましたよ!
豪太、新しい友達が出来ました。

おがじろうっていう名前なだけに
「男鹿の新しいゆるキャラかと思って・・・」という声多数。
違うんですよ~。。

今回の企画展では
 売店にも
小笠原コーナーができました!

 個人的おすすめ
島ラー油。
父島で、これで食べた冷奴が美味しくておいしくて・・・。

買っていこ!と思ったら
「売れ行きいいので、今社員はちょっと遠慮してください」って・・・。

そうなんです。小笠原に行くには貨客船「おがさわら丸」で
東京の竹芝から約24時間。小笠原の父島「二見港」につくわけですが

通常、おがさわら丸は二見港で3泊し、その後東京の竹芝に
24時間かけて向かうわけです。

ということは、
小笠原名物もその船じゃないと届かないわけで・・・

まあ、楽しみがちょっと後になったと思えばいいか。
小笠原の味をより多くの人が楽しめるようになった方がいいですからね。

とか大人の対応しててもやっぱりほしい島ラー油他。。


さて、今日は「オープンしました報告」だけではありません。


今日6月26日は、小笠原諸島が日本に返還された
「返還記念日」なんですよ。

返還ってどこから?と思われる方もいらっしゃるかも
しれませんが、小笠原は一時、アメリカの統治下にありました。

小笠原諸島が日本の領有になったのは1876年と伝えられています。
当時、島に暮らしていた人は欧米系の移民が多かったそうです。
日本の領有が決まると、それまでそこで暮らしていた欧米系の移民は
日本に帰化。それに加えて日本の本土や八丈島から人が移動し、
開拓が進められました。

自分が父島に行ったときに
沖縄みたいなとこかなと思っていたけど
全然違っていて
日本なんだかここどこなんだか不思議なとこだなーなんて
印象を受けたんですが

日本だけではない、欧米系の雰囲気も入っていたせいなんですね。

その後1939年に第二次世界大戦が開戦。
小笠原諸島も戦地となります。

硫黄島っていうと、映画にも取り上げられたので
聞いたことがあるという方も多いと思うのですが

硫黄島って、小笠原諸島なんですよ。
知ってました?!

という自分はもちろん知りませんでした。


出張時、
 きれーな
うみ~。

なんて見ていましたが

この海を囲む木々の中には

 戦争の跡が


 未だ多く残されています。
上の写真の中の画像なんですが、ここは当時情報発信の場だったとか。

林の中を歩いていると
 ぽっかり
開いた穴が出てきたりして、中は

 敵を狙うための・・・
ちなみに、向こう側は海です。

小笠原諸島には

 こうした
壕の跡が、いくつも残されています。

上の写真は父島にある戦跡なんですが

母島ではまた別の戦跡を見せてもらいました。


 鬱蒼とした林に

 突如
砲台が・・・

正直これ見たとき「うそでしょ」って思っちゃいましたよ。
映画のセットか何かが取り残されたのって。

そうではありません。
実際、太平洋戦争で使われたものなんです。

1944年には父島も空襲にあい
当時小笠原諸島で生活していた人たちに「強制疎開」の命令が下ります。

1945年には激戦地である硫黄島の日本軍が全滅。
その後終戦を迎え、結果小笠原諸島はアメリカの統治下に置かれます。

強制疎開で本土に渡っていた人たちがすぐにもといた生活の土地に
戻れたのかというと、そうではなかったようです。

すぐに戻れたのは欧米系の島民だけ。
全島民が戻れたのはなんとそれから23年後だったそうです。

それが、1968年の6月26日。
小笠原諸島が、日本に戻った日です。

「小笠原村」の村政がスタートしたのは1979年、昭和でいうと
54年。

・・・昭和54年?!

自分とそんなに変わらないじゃん(昭和50年代生まれ)!!

ということは、

小笠原諸島に戻ったその日を
知っている人がいるということです。

教室で歴史の教科書を読んで
テストに受かるために
日本の戦争を知るよりも

ここには、目の前で知り、
雰囲気を感じて
考えることができる歴史がありました。

秋田では1945年8月14日から15日にかけて
「土崎空襲」、アメリカ軍による第二次世界大戦末期の
大規模空襲がありました。

8月15日が終戦記念日ですから・・・
本当に、終わる直前の空襲だったんですね。


今では土崎はふつうの町で、どちらかというと
発展している町で
人もたくさんいて
そんなこと微塵も感じませんが
空襲の際、爆弾の破片で首が飛ばされてしまった
「首無し地蔵」が、戦争の跡を物語る史跡として残されて
いるそうです。

機会があれば、行ってみます。


自分の祖父も第二次世界大戦で飛行機乗りでした。
しかし戦争中の話はほとんど教えてくれず

自分はもっと聞きたいと思って
いろいろ聞いてみましたが
最後ぽつっといった言葉が
「自分だけ生き残って・・・恥ずかしい」でした。

そのときは確か、
もう時間も経っているんだし
もっと話してくれてもいいのにと思いましたが

おそらく、本当に
口にするにもできない出来事なんだなと
今回、戦跡を目の前にしたときに思いました。

当時の6月26日を知る方の話を聞くことができたら・・・
そう思います。



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激レア商品

2017年06月22日 (木)15:33

 いよいよ
明後日24日、オープンでございます。
夏期特別企画展「小笠原」オープンでございます。

今回の企画展開催期間は、展示エリアだけではなく
レストランや売店でも連動して期間限定メニューなどなど
登場予定です。

 こちら
GAOオリジナル「島寿司定食」。
小笠原には郷土料理「島寿司」というのがあって、白身魚を
漬けにして、お寿司にするんだそうです。
白身魚はけっこうなんでもいいけど、小笠原の方では
サワラをよく使うそうです。

でも、男鹿であんまりサワラ使った料理って聞いたことないな。
ていうか、そもそもサワラを魚屋さんとかで見たことがないな。

というわけで

 マダイで
作りました。あ、違和感を感じた方います?右端についてる黄色いの・・・。

島寿司はわさびではなく、からしで食べるのが島寿司流!なんですって。

アイスにも一工夫。
さわやかなシャーベットに
パッションフルーツのジャムをかけました♪

ここで自分が一押し!なのがですね・・・

「ぎょさん」って、みなさんご存知でした??
といいますのも自分はこの言葉すら知らなんだで。
初めて聞いた時それが何を示すのか全くわからなくて。
でも若いスタッフに聞いたら「持ってますよ」なんて
すぐ返事が返ってきて・・・

そんなに一般的なの??

 ぎょさん・・・・・
↑小笠原父島で撮影してきました。

小笠原島民であれば1人1足は当たりまえ。
というか小笠原の地を踏む者はこれを持っていなければならないくらいの
「ぎょさん」です。

「漁師さんの履くサンダル」でぎょさん、ってことかな。
この呼び方は小笠原発らしいですね。

とはいっても少なくとも男鹿の商店では見ないよ!
(あんなにずらっと)
ということで
 買ってきた。
ピンクが女性用でカーキが男性用(女性用男性用でわかれているという
なんというきめ細やかさなのでしょうね)。
上の写真でもわかるように、色のバリエーションが豊富です。
女性用にはラメ入りもあるとか。

「小笠原のギョサンをGAOでも売りたいんです!」と
小笠原村観光局の方にお願いしたところ

とんでもないレアぎょさんが届いたのです。

 こちら!
箱を見たとき、自分ともう1人の一緒に行ったスタッフ
(今回小笠原に行かせてもらったのは自分と豪太専属パティシエです。
何じゃそれという方もいらっしゃるかもですが
長く当ブログをご愛読してくださっている方にはわかると思います)
は「すげー!」と興奮しましたね。

だって

 今やもう
ほとんど手に入らないんですよ、このアシンメトリーなぎょさんは!

「小笠原DAY」とは、1年に1度だけ、小笠原ファンが集う大きな祭典で
2016年はおがさわらへ向かう貨客船「おがさわら丸」の発着場所である
竹芝で行われました。

その時だけ、その会場で販売されていたという
今やほとんど手に入らないぎょさんなんです!

自分たちを連れていってくれた観光局の人も履いてたこれー!
とか言いながら見ていたら

 青い方には
シリアルナンバー。

これを見ると、限定が「626」足ですね・・・。
この数字。ここ最近よく見るわ。

それもそのはずです。
626=6月26日。
これは、小笠原諸島が日本に返還された日、「返還記念日」なんです。

小笠原諸島は日本の領有、というのが1876年という歴史があります。
その後、小笠原諸島はずーっと日本の小笠原、だったわけではありません。

1941年に太平洋戦争がはじまり、アメリカ軍との戦いが繰り広げられる中
1945年から映画にも取り上げられた「硫黄島の戦い」が開戦され
小笠原諸島も戦地となりました。

恥ずかしい話ですが、
自分は「硫黄島」が「小笠原諸島」に含まれているってこと
知りませんでした・・・。

というか「小笠原ってそうか東京だったのか」なんて
考えたこともなかったかもしれない。

戦争の真っただ中、それまで小笠原に住んでいた人は
強制的に本土に疎開。しかしその後敗戦し
小笠原諸島はアメリカの統治下のまま進んでいきます。

もともと小笠原で生活していた人々が帰り、もとの生活に
戻るのはすぐには叶わず

しかしその後1968年の4月、日本とアメリカの間で小笠原復帰協定が締結され
6月26日は、小笠原が日本に返還された日なのです。

その!

 「626」
なわけですよ!

ということはこのアシンメトリーぎょさんは
世界に626個しかないわけで、

今回特別にいただいてしまいました!!

もちろん数はごくごくわずかですが
当館内売店にて6月24日より販売予定です。
このぎょさんに関して通信販売等は行いませんのでご了承ください。

あ、ちなみに今年の夏の企画展のスタートが早いのは
「6月26日に始めたいけど24日が土曜日だから」
です。

24日、25日は12時30分からと15時から
小笠原をよ~く知る方による
「おがさわらアカデミー」を開催します。

是非ご来館ください!



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報告 こいのぼりいっぱい計画

2017年05月08日 (月)19:49

2017年ゴールデンウィーク
ご来館ありがとうございました。

突如始めた「こいのぼりいっぱい計画」

初日は

 ひと家族。

が、

 「あの
これ、持ってきたんですけど・・・」
「おとーちゃんに、押入れから出しといてって言っておいたから!」

ということで


 こちら!
増えましたー!!ありがとうございました!!!
ちなみにこいのぼりは来年に向けてまだまだ募集します。
もう使わない、押入れに眠っているこいのぼりがある方は
いただけないでしょうか。
返却はしかねますが、来年のゴールデンウィークに必ずや揚げます。

今年は雨の日もありましたが、比較的天気には恵まれましたね。

 動じない
こまち嬢。

 水風船釣りに
夢中。

 スーパーボールに
夢中。。

 輪投げだって
大人気。

スタッフの気まぐれでやった
 裏側見学。

 エサやり体験。
(↑たぶん一番の稼ぎ頭)

 たくさんの

 ご来館

 ほんとーに

 ありがとう
ございました♪

ゴールデンウィークのGAO、楽しかった!という方は
また遊びにきてくださいね♪


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今日から9時です

2017年05月06日 (土)08:45

今日5月6日、7日は
朝9時開館の、ちょっとだけ長い17時30分までです。

今日6日の朝は
 あいにくの
雨降り・・・

午後からは回復とありますのでご来館の際は傘のご用意もしていただけると
良いかと思います。

水族館上の駐車場からはシャトルバスも出ますので
ご利用ください。


取り急ぎ報告。

 こいのぼり
いっぱい計画、ありがとうございました!

始めたときよりもかなり増えました~。。




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ちゅちゅんがちゅん

2017年04月09日 (日)11:27

最近、

開館前に行う朝礼時
気になって気になってしょうがない存在があります。

今朝もいるかしらと
楽しみにしていたのですが

 今日は
天気が悪いせいか、いなくてがっかり・・・。

さてこの風景、事務所の窓から見える風景です。
ひれあし’s館の屋根です。

今日は会えなかったので、別の日に撮影したものが・・・

 こちら。
よ~く見てくださいね。

屋根の支柱の穴から・・・


 ちゅんっ。

 ダブル。

この支柱の中に、スズメが住み着いているらしくて・・・。

 出現するのは
朝が多いので、

 見れたら
ラッキー♪くらいに思っています。

 ちなみに、
いっつも見ている方だけかと思っていたら


 やっぱり

 反対側にもいました。


「ホッキョクグマの毛をくわえて中に入っていくスズメを見た」
という目撃談があるので、

あの中には史上最強の肉食動物の毛で作られた
めっちゃあったかい巣があるんだろうな・・・。




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あけまして2017年

2017年01月01日 (日)12:19

2017年1月1日
dsc_2029 あけまして
おめでと~ございま~す。
2017年1月1日朝6時過ぎ。自分はすでに水族館にいましたよ。。


元日朝6時半頃のFM、聞いてくださった方いますか?!
年明け早々FMにて宣伝コーナーをいただいたんですよ~。
そのために今日はこの時間には水族館にいた次第です。
自分はただ脇にいて聞いてただけですけど・・・・・

改めまして、皆様
あけましておめでとうございます。。
今年も男鹿水族館GAOをどうぞよろしくお願いいたします。

FMも終わり、外に出てみると

dsc_2032 水族館そばの
漁港が次第に明るくなっていく・・・。
おだやかな年明けです。

日本海側だから海から日の出は見れないけど

どこかからなら初日の出、見れるんじゃないか?!
というわけで近辺うろうろ・・・

うろうろ・・・

個人的に穴場発見!

dsc_2041

dsc_2067 2017年
男鹿市北浦からの、初日の出です。

dsc_2088
今年もGAOにたくさんの人が来てくれますように。
GAOの生きものたち(ヒト含め)がみんな健康で元気でありますように。
うん、初日の出の光を浴びたから
今年はいいことありそうだぞ。


戻って意気揚々とうちのアイドルに挨拶しにいったら

dsc_2089 寝起きでした。
(↑モニターでは直前まで寝ていた)

dsc_2090 カメラの
シャッター音にちょっとびびる豪太。(ちょっとびくってなってた)

dsc_2094 豪太、
あけましておめでと~。
今年もよろしくね。



突然ですが
エコバッグ2種、クリアファイル
dsc_2104 各30個
もらいました(非売品)。

というわけで
GAOっとぶろぐお年玉企画!
先着30名様にこの3点をセットにしてプレゼント☆
ほしい!という方は
これから出てくる「合言葉」を記入の上
メールにてご応募ください。

合言葉は

dsc_0691 「今年はペンギン年」
を忘れず記入してくださいね!
(今年はトリ年だし~。。)

上記合言葉に加えて
以下の項目を明記し、男鹿水族館GAO
info@gao-aqua.jp
までメールをお送りください。(メール1通につき1件、応募は一人1回のみ 複数応募不可)

件名 GAOっとブログ限定企画 エコバッグ応募
内容 〇応募される方の氏名(郵送にて送らせていただきますので
本名をご記入ください。本名以外の場合は除外させていただきます)
〇年齢
〇当選した場合の郵送先
〇電話番号
〇ブログ限定合言葉「今年はペンギン年」

当ブログのコメント受付フォームからは受け付けませんので
ご注意ください。

先着30名様限定とさせていただき、発表は商品の発送をもって
かえさせていただきます。
応募可能期間は1月3日までとさせていただきます。
応募数が数に達し次第、締め切らせていただきます。

(応募の際に記載された個人情報は厳重に管理し、目的以外には
使用しません。また、無断で第三者に開示・提供することはありません。)




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